マジレスすると、遺伝子操作では障害者は無くならない。
まず第一に、実際の障害者の大半は後天的な原因によるもの。
すなわち病気や怪我により、障害者となる。
これは遺伝子をいくら弄っても防ぐ事はできない。
また先天的な障害者も、その多くは妊娠中の異常や染色体の異常によるもの。
これまた遺伝子を操作しても無駄。
さらに遺伝の影響が強いケースでも、遺伝子操作で解決するケースはごく稀。
具体的には単一の遺伝子の変化で起こる様なケースは遺伝子操作で解決可能。
しかし大半のケースは多数の遺伝子が関わっている。
それの上、組み合わさる他の遺伝子との関係で現れ方が異なる。
例えば自閉症は遺伝的要因があるが、これも子供は自閉症+知的障害と症状なし+高知能極端に分かれるケースが多い。
同じ親から生まれた兄弟でも持っている遺伝子の組み合わせは異なるからだ。
また自己免疫疾患で障害者になるケースも多いが、自己免疫疾患をもたらし易い遺伝子は、同時に寄生虫や疫病の多い環境下で生き残るのに必要でもある。
寄生虫や疫病が大発生した時は、逆に普通の健康な人は死に絶えて、自己免疫疾患体質の人が生き残るわけだ。
糖質や池沼やそれを伴う自閉症を根絶するだけで人類はかなり楽になるのだが
例えば統合失調症の遺伝的負荷の解析は何万と言う研究がされている。
その結果わかってきた事は、最低でも7〜8の遺伝子が関与している事、
そのうち、最低1〜2の遺伝子をほぼ全ての人が持っている事、
人種民族関係なく存在する病気なので、人類発祥の頃15万年前くらいに出現した事
などだ。
優生学的に障害の原因遺伝子を持つ人を排除しようとすれば全人類を排除する事になるし、
遺伝子操作しようとすれば、全人類に施さなければならない。
それも統合失調症と言う一つの病気だけで。
絶対無理。