「北」のミサイル、日本上空の通過予告
アメリカと北朝鮮の発言が、日に日にエスカレートしている。
そんな中、北朝鮮がグアム島周辺に、弾道ミサイル4発を発射することを検討していると発表した。
ご丁寧に、「日本上空を通過させて」と予告している。
10日も、青空が広がっていた、日本人にも大人気のアメリカ・グアム。
きれいなビーチのその先に、今、危機が間近に迫っていた。
朝鮮中央テレビは「アメリカに厳重な警告信号を送るために、
中長距離戦略弾道ミサイル『火星12型』の4発同時射撃計画を慎重に検討している」と報じた。
北朝鮮による、グアム包囲射撃計画。
10日、異例ともいえるその計画の具体的な飛行ルートを予告した。
朝鮮中央テレビは「われわれが発射する中長距離戦略弾道ミサイル『火星12型』は、
日本の島根県、広島県、高知県上空を通過する」と報じた。
北朝鮮が明らかにした計画では、中長距離弾道ミサイル「火星12型」を4発同時に発射。
射程3,356.7kmで、グアム島から30〜40km離れた海上水域に着弾。
飛行時間は、17分45秒としている。
さらに、飛行経路には、日本の島根、広島、高知上空を通過すると、日本の地名を名指しした。
広島県民は、「いよいよなのかなと思って。嫌ですね。最悪ですよ。だって、ここ広島でしょ。またかしらと思って」、
「怖いですよね。万が一落下したりしたらと思うと」、
「そらもう、諦めるしかないね。竹やりやそんなもんじゃ、立ち向かっていけないから」などと話した。
北朝鮮の言及はなかったものの、地理的には、愛媛県上空も通過するものと思われる。
愛媛・松山では、街の人は「そうなんですか? 愛媛上空でミサイルが爆破というか、
上空飛ぶだけでも、やっぱり怖いですよね」と話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170811-00000972-fnn-int