日本の鉄道会社が20秒早い発車を謝罪 欧米メディアが関心
日本の鉄道会社が定刻より20秒早く列車を発車させたとホームページで謝罪したことに、
欧米の主要メディアは正確さや謝罪を重んじる日本社会を象徴するものとして関心を示しています。
今月14日、千葉県にあるつくばエクスプレスの南流山駅で下り列車が定刻より20秒早く出発したと会社がホームページで発表しました。
利用客からの苦情はなかったということですが、発車したのは発車メロディーが流れる前で、乗務員が時刻を十分に確認しなかったのが
原因だったとして「深くおわび申し上げます」と謝罪しています。
これをアメリカやイギリスのメディアは16日、正確さや謝罪を重んじる日本社会を象徴するものとして伝え、このうちイギリスの公共放送、
BBCは「イギリスでは目にすることができない」というソーシャルメディアの反応を取り上げながら、日本の鉄道は世界で最も信頼できると称賛しました。
一方、アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズは「正確さに関する日本の評価に見事に応えている」と評価しながらも、
「日本では大げさなほど謝罪する文化が続いている」と皮肉混じりに伝えています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171117/k10011226891000.html