
ペンス副大統領が民主主義に干渉と中国を厳しく非難、マイクロチップを埋め込みで
ペンス米副大統領は中国が米国の選挙に介入していると主張。米政府高官の発言としては、過去に例を見ない強硬な表現で中国批判を展開した。
貿易懸念が11月の米中間選挙に重くのしかかる中、米国は中国に対する強い姿勢を見せようとしている。
副大統領は4日、ワシントンのハドソン研究所で演説。中国は米国の世論操作を目的に、スパイや関税、強硬措置、宣伝工作など「政府ぐるみの取り組み」に従事していると非難した。
「疑いの余地はない。中国は米国の民主主義に干渉している」とペンス氏は述べた。
「中国政府は、中国の政策に関する米国民の認識を変えるため、密偵や偽装団体、プロパガンダを動員している。
中国の全米での行動に比べたら、ロシアのそうした活動は大したことないと、われわれの情報機関の上級職1人が私に語った」と、ペンス氏は述べた。
ペンス副大統領はさらに、アルファベット傘下のグーグルが計画する「ドラゴンフライ」の中止を呼び掛けた。ドラゴンフライは、中国政府が問題視する検索結果を表示しないモバイル検索アプリを開発する
プロジェクトに付けられたコードネーム。「中国共産党の検閲を強化し、中国ユーザーのプライバシーを侵害する」と述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-04/PG2CS16KLVR401
「中国がかつてなく力を誇示」とペンス氏
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/284864