時間外労働の上限規制導入 有給休暇取得義務づけも
2019年4月1日 6時18分
働き方をめぐる法改正で1日から新たなルールが始まり、時間外労働の上限規制が導入されます。
去年6月に成立した「働き方改革関連法」は1日から段階的に施行されます。
この中では時間外労働の上限規制が新たに導入され、大企業では最大でも年720時間以内、
月では休日労働を含め100時間未満となります。中小企業でも来年4月から同じ規制が適用されます。
有給休暇の取得についても、年10日以上の有給休暇が与えられる労働者については、
本人の希望を踏まえた日程で最低でも5日取得させることがすべての企業に義務づけられます。
労働基準監督署の窓口では、新たな規制に対応した企業からの残業の上限時間などに関する
「36協定」の届け出が先月、ピークを迎えていました。
休日労働を含めた月の時間外労働の上限が100時間となるため、ぎりぎりの99時間とする企業が少なくないということです。
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