平成18年から粉飾決算、当初から架空事業か ジャパンライフ詐欺事件
磁気治療器の販売預託商法などを展開し約2400億円の負債を抱え破綻した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で、同社が平成18年以降、赤字を隠すために決算を粉飾していたとみられることが19日、捜査関係者への取材で分かった。
同社は22年には債務超過に陥ったが、幹部らは高額な月給を受け取り、顧客配当のもとになる商品のレンタル事業を行った形跡がほとんどないことも判明。警視庁などの合同捜査本部は、
危機的な財務状況を認識しながら、架空の事業への勧誘を続けたとみて調べる。
https://www.sankei.com/smp/affairs/news/200920/afr2009200011-s1.html