沖縄県社会福祉協議会は、新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなった世帯が借りられる「緊急小口資金」の貸し付けについて、9月に返還の申し出が9件あったと明らかにした。
申し出があったのは、9月14〜24日の間で、県社協は返還手続きをしたという。返還があった借り入れが不正だったかどうかについて県社協は「分からない」としている。
また那覇市社会福祉協議会は、新型コロナウイルスの特例貸し付け(緊急小口資金・総合支援資金)の詐欺についてホームページ(HP)で注意喚起している。
9月上旬に那覇市内で借り入れを呼び掛ける人がいるという情報があったという。
市役所職員を名乗り、申請手続きの手伝いを引き受けて「手数料を受け取る詐欺が発生している」として、市社協は「市役所職員や社協職員の戸別訪問はしていない」と注意を呼び掛けている。
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