https://www.cnn.co.jp/fringe/35167804.html
中国の新型ロケット「長征7号A」がこのほど打ち上げに成功した。長征7号Aの打ち上げは2度目で、軌道に実験用の人工衛星を送り届けた。
ロケットは12日、同国南部・海南島の文昌宇宙発射場から打ち上げられた。現場を撮影した写真には、打ち上げを待ち遠く離れた場所に設置されたテントに集まる人々が写っていた。
中国航天科技集団(CASC)によれば、ロケットは、宇宙環境の観測などを行う新しい科学技術を試験する人工衛星「試験9号」を宇宙に送り届けた。
CASCによれば、実験衛星の製造はわずか8カ月で行い、中型・大型の遠隔探査衛星の製造としては最短記録だという。
長征7号Aはブースターを4基搭載し、全長は60.1メートル、直径は3.35メートル。積載能力は7トン。
2020年3月に行われた長征7号Aの最初の打ち上げは失敗に終わっていた。中国当局は当時、技師が失敗の原因を調査するとしたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
いかそーす
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