INFO:

2日に羽田空港で起きた旅客機の衝突事故から1週間。事故では旅客機の乗客14人が緊急脱出の際にけがをしました。もしもの時、安全に脱出するにはどうしたら良いか脱出訓練を記者が体験しました。 2日、羽田空港の滑走路で起きた旅客機と海上保安庁の航空機の衝突事故。旅客機は激しく、炎上したものの乗客・乗員379人全員がシューターを使い脱出に成功しました。 こちらは千歳市内にある日本航空大学校の新千歳空港キャンパス。 「大丈夫落ち着いて・・・」 実際の旅客機を再現した客席などが設置され、客室乗務員を目指す学生に向けての授業が日々おこなわれています。緊急時の訓練用に避難用の、「脱出シューター」も備わっています。 日本航空大学校北海道国際航空ビジネス教育部　三浦愛子部長） 「実際にはドアをあけてから3秒から5秒で膨らむ」 実際に機内から脱出することになったら、どんな点に注意したらいいのでしょうか。 井元小雪記者） 「わたしは荷物があるんで」 日本航空大学校北海道国際航空ビジネス教育部　三浦愛子部長） 「荷物はもちません」 脱出の際には荷物は置いていってください。 日本航空大学校北海道国際航空ビジネス教育部　三浦愛子部長） 「乗客が荷物を取り出すと時間がかかる。置いたまま逃げます」 今回、羽田空港で起きた事故でも- 乗客） 「とにかく素早く脱出するということで逆に私も財布から何から全部置いてきた」 乗務員からは荷物を一切持たないよう指示がでていました。靴にも注意が必要です。 井元小雪記者） 「これで準備は万端です」 三浦さん「ハイヒールは」「穴があいてしまうことがある。スライドがしぼんでしまう」 ハイヒールやピンヒールは脱出シューターを切り裂いてしまう恐れがあります。脱いだ靴は座席の下に収納します。 井元小雪記者） 「ここには置かず中に入れておく」 そして脱出シューターで滑りおりる際は。両手は前に突き出します。姿勢は前傾で目線は着地する場所に向けます。手を握る際には親指を内側に入れるとけが防止になるといいます。 井元小雪記者） 「あー、けっこう早いですね。実際におりてみると上にいたときは怖いと思った非常に簡単ですぐに滑りおりてくることができました」 いつ起こるかわからない旅客機からの緊急脱出。普段から脱出方法をイメージしておくことが重要です。 日本航空大学校北海道国際航空ビジネス教育部　三浦愛子部長） 「何が起こってもすぐに対応できる気持ちで飛行機に乗ると良いと思います」 ▼HTB北海道ニュース　公式サイト https://www.htb.co.jp/news/ ▼情報・映像提供はこちらから「イチオシ!!動画ポスト」 https://www.htb.co.jp/news/info.html ▼HTB北海道ニュースのSNS Twitter　https://twitter.com/HTB_news Facebook　https://www.facebook.com/htbnews/ TikTok　https://www.tiktok.com/@htb_hokkaidonews #日本航空大学校 #羽田空港事故 #緊急脱出 #避難 #HTB北海道ニュース　#北海道　#ニュース