入学したときから可愛いなと思ってた娘がいたんだが、そんな彼女と高校3年目、同じクラスになった。
可愛いなと思うだけで好きとも思ったこともないし、抜いたこともない。
でも、改めて近くで見ると入学当初とは体つきが違ったんだ。
入学したときから可愛いなと思ってた娘がいたんだが、そんな彼女と高校3年目、同じクラスになった。
可愛いなと思うだけで好きとも思ったこともないし、抜いたこともない。
でも、改めて近くで見ると入学当初とは体つきが違ったんだ。
もともとスレンダーだったのだが、そこに胸の膨らみが加わったという感じだ。
高校になると胸が大きくなった女子っているだろ。あれがその可愛い子に起きたんだ。まじ最高だった。
このことを思ってたのは俺だけじゃなかった。
俺の友達はもちろん、性欲のあるチンパンジーどもは皆、彼女の成長に目を光らせていた。
俺は陽とも隠とも体裁を保ててはいたが、ほとんどを同中のインキャ連中と連んでいた。
ある日の帰り道、俺らはそのアイドルの話になり、受験生最後の楽園とも言える1学期のうちに、誰が一番アイドルのセクシーシーンを見つけることができるのかという企画が始まった。
それは一時的な盛り上がりだろうと思っていたが、次の日俺の友達（仮に信長とする）が、「見つけた！見つけた」って幼稚園児みたいに舞い上がっていたので俺らは話を聞くことにした。
信長はその帰り道、河川敷を歩いていたらアイドルと思わしき人物が走っていたのを見て、尾行したという。
尾行してついて行くと人だかりがいた。
そこでそのアイドルは他の女子たちと交流していたのが見えたという。
は、と俺らは信長を責めようとした。しかし信長は言葉を続けた。
「彼女らが河川敷で自主練してたっことはつまり、暑い季節になると彼女らはその川で服脱いで遊ぶ、ということを示しているのかもしれん」
俺らは喜んだ。多分集団じゃなかったらいじめられてただろうってくらいうるさかったと思う。
帰宅部だった俺らは、それ以降その河川敷に頻繁に遊ぶようになった。待ち遠しくて仕方がなかった。
しかしそれが仇となった。
彼女らが俺らインキャのきしょい戯れに気づいたのか、だんだん河川敷に来なくなったのだ。
