大手食品メーカー「日清食品」は、子会社を香港の証券取引所に上場させ、インスタントラーメンで人気のある香港を足がかりに中国大陸で冷凍食品やお菓子など多角的な事業展開を目指すことにしています。
香港の証券取引所に11日に上場したのは、「日清食品」の香港の子会社です。
午前、関係者を招いた式典が行われ、日清食品の安藤清隆常務は「香港や中国の人たちの生活をよりよいものにしていきたい」とあいさつし、銅鑼(どら)を鳴らして上場を祝いました。
夫婦共働きの世帯が多い香港では、手軽に作れるインスタントラーメンが人気を集め、大衆食堂でも定番メニューになっていて、シェアは6割に上るということです。
日清食品は香港での成功を足がかりに今後、調達した資金を中国事業に振り向け、インスタントラーメンの販路拡大だけでなく冷凍食品やお菓子にも分野を広げるなど事業を多角的に展開していきたいとしています。
安藤常務は「中国市場は日本の10倍近い大きさがある。若者の生活に合った商品を提案していけるよう挑戦していきたい」と話していました。
日清食品の上場について、香港の証券会社の関係者は「香港でも有名なので株式の人気は悪くない。中国大陸で事業を広げていけば今後を楽観できるのではないか」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171211/k10011254401000.html
香港の証券取引所に11日に上場したのは、「日清食品」の香港の子会社です。
午前、関係者を招いた式典が行われ、日清食品の安藤清隆常務は「香港や中国の人たちの生活をよりよいものにしていきたい」とあいさつし、銅鑼(どら)を鳴らして上場を祝いました。
夫婦共働きの世帯が多い香港では、手軽に作れるインスタントラーメンが人気を集め、大衆食堂でも定番メニューになっていて、シェアは6割に上るということです。
日清食品は香港での成功を足がかりに今後、調達した資金を中国事業に振り向け、インスタントラーメンの販路拡大だけでなく冷凍食品やお菓子にも分野を広げるなど事業を多角的に展開していきたいとしています。
安藤常務は「中国市場は日本の10倍近い大きさがある。若者の生活に合った商品を提案していけるよう挑戦していきたい」と話していました。
日清食品の上場について、香港の証券会社の関係者は「香港でも有名なので株式の人気は悪くない。中国大陸で事業を広げていけば今後を楽観できるのではないか」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171211/k10011254401000.html