公共施設や飲食店などさまざまな場所に広がる全面禁煙の動きがレンタカー業界にも訪れます。大手の「ニッポンレンタカー」では、ことし11月から一般向けに貸し出すすべての車を禁煙とすることになりました。
「ニッポンレンタカーサービス」によりますと、禁煙とするのは、業務用を除いた一般の利用者向けの乗用車とワゴン車のすべておよそ3万台です。
健康志向の高まりで、たばこを吸わない人や臭いを気にする人が増えているためで、現在ある喫煙可能な車を、すべて禁煙車両に切り替えるということです。
万が一、利用者が車の中で喫煙したことがわかった場合は、補償金として2万円を請求するとしています。
ニッポンレンタカーサービスの古河渡さんは、「利用者の間で、禁煙のニーズが高まっていることから全面禁煙に踏み切った。喫煙者は、こまめに休憩しながら車の外でたばこを吸ってもらいたい」と話していました。
4月5日 4時27分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180405/k10011391111000.html