【ラスベガス=佐藤浩実】韓国サムスン電子は6日、自社のスマートテレビで2019年春から米アップルの動画サービスを試聴できるようにすると発表した。「iPhone」で表示している画像や映像を、サムスン製のテレビに映し出す機能も付ける。両社はスマートフォンでは競合しているが、それぞれの製品やサービスで他の競争相手が育つなかで歩み寄りを見せる。
インターネットにつながる機能を備えたサムスン製のスマートテレビが対象。19年春以降、テレビの画面上でアップルの「iTunes」に接続し、映画作品を購入できるようになる。iPhoneで再生中の動画などをテレビ画面に映し出す「エアプレイ2」も利用できるようになる。
19年に売り出す新製品だけでなく、18年に発売済みの機種も組み込みソフトの更新で新機能に対応させるという。
スマホ市場でのアップルのシェアは低下しつつあるが、iPhoneの台数は世界で7億台を超える。サムスンにとっては、iPhoneの利用者にも自社のテレビを使ってもらいやすくなる利点がある。アップルはテレビ最大手と組むことで、19年に参入する動画配信サービスでの利用者獲得につなげるとみられる。
2019/1/7 12:14
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39695540X00C19A1X20000/
インターネットにつながる機能を備えたサムスン製のスマートテレビが対象。19年春以降、テレビの画面上でアップルの「iTunes」に接続し、映画作品を購入できるようになる。iPhoneで再生中の動画などをテレビ画面に映し出す「エアプレイ2」も利用できるようになる。
19年に売り出す新製品だけでなく、18年に発売済みの機種も組み込みソフトの更新で新機能に対応させるという。
スマホ市場でのアップルのシェアは低下しつつあるが、iPhoneの台数は世界で7億台を超える。サムスンにとっては、iPhoneの利用者にも自社のテレビを使ってもらいやすくなる利点がある。アップルはテレビ最大手と組むことで、19年に参入する動画配信サービスでの利用者獲得につなげるとみられる。
2019/1/7 12:14
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39695540X00C19A1X20000/
