2008年10月4日公開 128分 興行収入 49.2億円
原作 東野圭吾(2005年8月29日)第134回直木賞 第6回本格ミステリ大賞など受賞
監督 西谷弘 脚本 福田靖 制作 亀山千広 *フジテレビドラマの映画化
出演 石神哲哉 - 堤真一
花岡靖子 - 松雪泰子
花岡美里 - 金澤美穂
工藤邦明 - ダンカン
草薙俊平 - 北村一輝 など
この映画の堤真一は、タクシードライバーのロバート・デニーロと遜色なし
完全に別次元。
彼と比べると、福山や柴咲コウは、完全に素人。
演技とは、役者とは、を考えるとき、この映画が日本映画ではマストだろう。
堤真一は、台詞なしでもハリウッド映画に出るべき。
純粋に全身で演技できる日本でもっともすごい俳優。
真田広之よりもケンよりも上。
惜しむらくは、雪山登山のシーン
全く意味不明。
監督に問いただしたい。なぜ、雪山の登山のシーンが必要なのか?
原作にはもちろんない。原作は、柔道だ。
石神にスイスの登山のようなイメージは全く必要ない。
アメリカの演技学ぶところは、全身で表現させて、日本のプロ俳優wでも
思いっきりダメだしされるけど、堤真一なら、パーフェクト ってお手本にされる
最後の回想シーンの中学生、たしかに効いてた。
松雪泰子とあの中学生がいっしょに挨拶に来たら、たしかに自殺を思いとどまる説得力がある
堤真一の凄さはもちろん、最後のシーンを際立たせるためにある抑えた演技や、
姿勢や歩き方を中心とした全身による演技にあることはもちろんなんだけど、個々のシーンでも、
たとえば、ダンカンの工藤との絡みだなぁ。店で一瞬になったときに店内の鏡にうつる表情。
あれこそが「本物の役者の演技」ですよ。デニーロのタクシーの中での神経質な演技だよ。
やれ、漫画みたいに表情変えてよだれ流すだの、体重を30kg以上急激に変えるだの、
それらはあの映画の堤真一の前ではすべて無力ですよ。
堤真一はどこかのメジャー週刊誌で、日本一演技のうまい俳優になっていた。
この映画は、海外でも上映すべきだと思う。日本映画の特集にくわえるべきだ、堤真一を見せるために
実況では演技力の差が酷くて福山が公開処刑されてたと皆言ってた
福山は気の毒。濃いはずの北村一輝も透明人間。
ダンカンくらいか?個性あったのは。
あの映画の堤真一に演技負けしなかった松雪泰子は逆にすごい女優だと確認できた。
柴咲コウと大違い。
容疑者X〜は、日本一演技の上手い俳優の堤が、一番良い演技をしているという点で、
もっと評価されるべき映画。堤には、苦悩を抱えた捕虜の日本兵あたり(嵐の二宮が演じたような)
を台詞なしで演じて、世界を震えさせて欲しい。
フジテレビのキワモノの流れで作られたお遊び映画が、
演技モンスター 堤真一 の演技の力により、
日本を代表する映画になった作品
太い声を出した強い演技できることに関しては、役所広司ももちろん
負けてないんだけど、本当に弱い(人間の弱さを)演技できるとなると、
堤真一になるんだよなぁ。
世界的にもみても、トップクラスだし、真田や謙やハリウッドバリバリ日本人よりも
演技力は上なんだから、彼には、ハリウッドに演技を教えてあげるために出てあげて
欲しいよ。
言葉が話せない宇宙人くらいでも、全然、大丈夫。
【映画】堤真一、主演映画の観客の少なさに嘆き 事務所社長から報告「10人だったみたいで…」
http://2chb.net/r/mnewsplus/1560574888/ 俺こういう冴えない男の前に魅力的な人が現れて人生に光を当ててくれる的な話大好きなんだよな
それでその人のために身を滅ぼすパターンね