人口動態調査2021年7月月報(現時点で得られる最新の概算値)と、
2020年以前の7月月報をe-Stat(公的な政府統計サイト)で取得後、
日本の15〜34歳の心疾患・脳血管疾患による死者数を比較してみた
※下記の人数は実数で、その年の“1月〜7月までの累計数”である
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●心疾患(高血圧性を除く)
2021年 総数:272 男:213 女:059
2020年 総数:269 男:222 女:047
2019年 総数:256 男:195 女:061
2018年 総数:275 男:204 女:071
2017年 総数:318 男:250 女:068
2016年 総数:335 男:252 女:083
●脳血管疾患
2021年 総数:095 男:063 女:032
2020年 総数:098 男:067 女:031
2019年 総数:114 男:076 女:038
2018年 総数:129 男:083 女:046
2017年 総数:116 男:074 女:042
2016年 総数:123 男:078 女:045
※高血圧性疾患は、対象の年代の死者数が極めて少ないので集計を省略
全ての年の中で、今年のみ15〜19歳の層に男子1名死亡の記録がある
ただし発生は高齢者優先接種開始(4月12日)より以前の2月だった
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ネットで見かける言説として、
「若年者はワクチン接種直後の死亡リスク(特に循環器系起因)が高い、
隠蔽された副反応死亡例が存在」などがあったのでデータを比較したが、
今回の範囲では接種開始以前7月との目立った差異は確認できなかった
▼参考にした各月報へのリンクページ
任意の年月を開き、いずれも下記のファイルを取得
『表番号[◯-6] ※◯には調査月と同じ数字が入る
死亡数,死因(選択死因分類)・性・年齢(5歳階級)』
ファイル形式は.csv .xls .xlsxなのでExcelがあると便利
1月〜その月までの累計が見たければ、2021年は表の後半を、
それ以外は名前に(8-5)か(8-7)を含むシートを参照するとよい
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450011&tstat=000001028897&cycle=1&tclass1=000001053058&tclass2=000001053060&cycle_facet=tclass1%3Atclass2%3Acycle&tclass3val=0