男性警部が実弾を一時紛失 拳銃への装填怠り…24時間後に回収 甲子園署
2022/04/09 08:39
兵庫県警甲子園署は9日、同署地域3課の男性警部(44)が、
拳銃の実弾を一時紛失したと発表した。
通行人が拾って持ち帰っていたが、約24時間後に回収した。
同署によると、警部は7日朝の勤務開始時、署で拳銃と袋に入った実弾を受け取った。
署員の勤務実態を確認する立場で管内の交番を巡回し、
同日午後1時半ごろ、同県西宮市上田中町の上田交番前の路上で、袋を落としたという。
勤務を終えた8日午前10時半ごろ、拳銃を署に返す際に紛失が発覚した。
防犯カメラの映像から紛失場所と拾った通行人を特定し、通行人宅で回収した。
同署によると、規定では拳銃を受け取った際に実弾を装填しなければならないが、怠ったという。
同署は公務に支障が出るとして、紛失した実弾の数を明らかにしていない。
手塚真司副署長は「拳銃の厳正な取り扱いについて指導を徹底したい」とコメントした。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202204/sp/0015205135.shtml