DV被害女性のヘルプ画像から状況を察した人が警察に通報し、無事に助けられるという出来事が発生し、話題となっている。
親族から家庭内暴力の被害を受け、メンタルだけでなく頭を縫うほどのケガをした女性が、Twitterで助けを求めるサインとして「ヘルプ画像」を投稿。そのヘルプ画像から状況を察した人が警察に通報し、無事に助けられるという出来事が発生し、話題となっている。
そのヘルプ画像とは、手のひらにマジック等で黒点を描いた写真。手のひらに黒点を描く行為には意味があり、声をあげられないDV被害者が無言のまま周囲の人たちに「助けてください」という意思表示をする際に使用されるサインだという。
黒点を描いた手のひらを他人に見せることで、無言のまま周囲の人たちに助けを求めることができ、声をあげられる状態ではない被害者を助けることに繋がるようである。
今回、親族からDV被害に遭っていた女性がインターネット上に手のひらにマジック等で黒点を描いた写真を投稿し、警察によって助けられた。リアル世界だけでなく、インターネット上でも有効な行為であることが判明したわけだ。
近くにDV加害者がいる状況で、自分で警察に電話することは困難です。手のひらに点を書いて写真を撮ってツイッターにアップするのは無言で出来ますので、電話をするよりハードルが低いと思います。
そもそも、ダイレクトに救助や通報を求めた場合、DV加害者が逆上したり、さらなる暴行の被害を受ける可能性も否めない。そう考えれば「手のひらにマジック等で黒点を描いたヘルプ画像」のインターネット投稿は非常に有効と言えるかもしれない。
今回は、インターネット上でひとりの女性が助けられたが、もし街でも手のひらにマジック等で黒点を描いた人がいたならば、それに気がついたあなたの行動が、その人を救うことになるかもしれない。