【愛知】エルフダール語の歌、豊橋の寺で演奏会 北欧の希少語 [転載禁止]©2ch.net
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1431466457/ スウェーデンに、千年以上ひっそりと受け継がれてきた独自の言語「エルフダール語」がある。
公用語に押され、消えかかる灯を守ろうと活動している同国などの三人組音楽ユニットが十一日、
豊橋市大手町の日東山西光寺(曹洞宗)でコンサートを開く。四百年以上の歴史ある寺の境内に、
エルフダール語の歌が響き渡る。
音楽ユニットは「リアストゥライニ」。エルフダール語で「光の木」の意味。ボーカルのレーネ・ビッレマルクさんは
スウェーデン中部・ダーラナ地方の出身。三年前から、スウェーデン人のアンダーシュ・ヤーミーンさん(コントラバス)、
ベルリン在住の日本人、中川果林さん(琴)と欧州各国を回り、エルフダール語で歌っている。
今月二十六日に日本で初めてとなるCD「Trees of Light」が発売されるのを記念し、
十日の東京公演を手始めに、日本の五カ所でコンサートを開く。
豊橋を含め、どの会場も大ホールではなく、歴史や文化のある古民家や築百年のれんが建築など。
コンサートを招致した松永誠剛さん(30)=福岡県宮若市=は「言語が失われるのは
地域社会がなくなっていくから。多くの人が日常的に集まる場所にこそ地域性があり、
その土地で公演する価値が生まれる」と話す。
西光寺は酉(とり)の市や朝市、檀家(だんか)が講師を務めるヨガや太極拳教室なども開かれている。
小原泰明副住職(35)は「声明(しょうみょう)」と呼ばれるメロディー付きのお経を二〇一一年に
ドイツで披露したことがあり、十一日も声明で前座を務める。
開演は午後七時半。入場料は五千円。
【中日新聞】=
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150510/CK2015051002000049.html