原発(名護市長選では米軍基地)問題の争点化を避け、政党色をできるかぎり見せない一方、自公両党で合同選対をつくり、地方組織を両党本部が全面的にバックアップするというもの。
新潟県知事選では
公明関係者は「自主投票」の可能性まで口にしたという。
これに慌てたのが自民党本部。首相官邸も巻き込んで自公の上層部間で関係修復を図り、告示前日の23日、滑り込みセーフで自公揃っての花角支援が決まった。
自公で思惑がズレている案件は国政にもある。たとえば、カジノを含む統合型リゾート施設(IR) 実施法案。自公ともに今国会中の成立を目指してはいるのだが、公明は会期延長してでも絶対に通したい。
理由は、もともと公明の支援団体である創価学会には、カジノに対して慎重な意見が少なくない。そのため、法案審議が秋の臨時国会や来年の通常国会に延期されてしまうと
来年の統一地方選や参院選への影響が大きくなってしまうからだ。
しかし、官邸はできるかぎり会期延長を避けたい。森友・加計問題もあるので国会を早く閉じたいのだ。
そんな微妙なギクシャクを抱える自公をつなぐキーマンなのが、菅義偉官房長官。公明にとって現下の最大の懸案は来夏の参院選。選挙区では、東京、神奈川、埼玉、大阪、愛知、兵庫、福岡で候補を擁立する予定だが
、3年前の参院選で新たに候補擁立に踏み出したばかりの愛知、兵庫、福岡の3選挙区は盤石とはいえず、必勝体制を敷く。
これまで自公の選挙協力の要になってきたのが、創価学会幹部とも太いパイプのある菅長官だった。
「新潟で、最後の最後に自公支援の足並みを揃えられたのも、菅長官がこっそり動いたから
新潟県連の幹事長と極秘に会い、創価学会幹部にも働きかけた結果でした」(自民関係者)
その意味では、公明は来夏も菅長官が選挙に関わるポジションであってほしい。安倍首相の3選で官房長官続投ならベスト、安倍3選がなくても、幹事長などとして執行部に入ってほしいというのが本音だという。
http://biz-journal.jp/i/2018/05/post_23544.html
新潟県知事選では
公明関係者は「自主投票」の可能性まで口にしたという。
これに慌てたのが自民党本部。首相官邸も巻き込んで自公の上層部間で関係修復を図り、告示前日の23日、滑り込みセーフで自公揃っての花角支援が決まった。
自公で思惑がズレている案件は国政にもある。たとえば、カジノを含む統合型リゾート施設(IR) 実施法案。自公ともに今国会中の成立を目指してはいるのだが、公明は会期延長してでも絶対に通したい。
理由は、もともと公明の支援団体である創価学会には、カジノに対して慎重な意見が少なくない。そのため、法案審議が秋の臨時国会や来年の通常国会に延期されてしまうと
来年の統一地方選や参院選への影響が大きくなってしまうからだ。
しかし、官邸はできるかぎり会期延長を避けたい。森友・加計問題もあるので国会を早く閉じたいのだ。
そんな微妙なギクシャクを抱える自公をつなぐキーマンなのが、菅義偉官房長官。公明にとって現下の最大の懸案は来夏の参院選。選挙区では、東京、神奈川、埼玉、大阪、愛知、兵庫、福岡で候補を擁立する予定だが
、3年前の参院選で新たに候補擁立に踏み出したばかりの愛知、兵庫、福岡の3選挙区は盤石とはいえず、必勝体制を敷く。
これまで自公の選挙協力の要になってきたのが、創価学会幹部とも太いパイプのある菅長官だった。
「新潟で、最後の最後に自公支援の足並みを揃えられたのも、菅長官がこっそり動いたから
新潟県連の幹事長と極秘に会い、創価学会幹部にも働きかけた結果でした」(自民関係者)
その意味では、公明は来夏も菅長官が選挙に関わるポジションであってほしい。安倍首相の3選で官房長官続投ならベスト、安倍3選がなくても、幹事長などとして執行部に入ってほしいというのが本音だという。
http://biz-journal.jp/i/2018/05/post_23544.html