【ワシントン時事】朝鮮戦争で創設された国連軍のエア副司令官は5日、ワシントン市内で講演し、北朝鮮が要求する終戦宣言の受諾は、在韓米軍の存在意義に疑問を投げ掛ける「危険な坂道」になりかねないと警戒感を示した。国連軍は在韓米軍を主体とし、在韓米軍司令官は国連軍司令官を兼ねている。
エア氏は「北朝鮮がなぜ熱心に終戦宣言を呼び掛けているのかを考慮しなければならない」と強調。「法的根拠はないにしても、(終戦宣言が実現すれば)人々は国連軍の駐留継続に疑問を持ち始めるだろう」と述べた。
また、北朝鮮と外交交渉が行われていることは「永続的平和に向けた前向きな動きだ」と評価しつつも、北朝鮮は「同盟を分裂させる専門家だ」と指摘。終戦宣言が米韓同盟に亀裂を生む恐れがあると警告した。(2018/10/06-07:45)
https://www.jiji.com/amp/article?k=2018100600216&g=int
エア氏は「北朝鮮がなぜ熱心に終戦宣言を呼び掛けているのかを考慮しなければならない」と強調。「法的根拠はないにしても、(終戦宣言が実現すれば)人々は国連軍の駐留継続に疑問を持ち始めるだろう」と述べた。
また、北朝鮮と外交交渉が行われていることは「永続的平和に向けた前向きな動きだ」と評価しつつも、北朝鮮は「同盟を分裂させる専門家だ」と指摘。終戦宣言が米韓同盟に亀裂を生む恐れがあると警告した。(2018/10/06-07:45)
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