京産大卒業生ら、欧州5か国旅行…帰省先の愛媛・石川・京都で陽性判明
2020/03/31
京都産業大(京都市北区)の学生の新型コロナウイルス集団感染で、京都府などは30日、新たに20歳代の学生8人と、学生と接触した3人の計11人の感染を確認したと発表した。
感染者は計19人となり、ゼミの祝賀会などでクラスターが発生し、周辺に感染が拡大したとみられる。濃厚接触者は計約50人にのぼり、府などが調査を進めている。
発表によると、20歳代の男子学生4人が今月14日、英国やスペインなど欧州5か国の卒業旅行から帰国。
このうち3人が、帰省先の愛媛県や、石川県と京都市で陽性と判明した。残り1人は陰性だった。
愛媛県の学生は感染判明前の21日、京都市内の飲食店で、ゼミ生有志約30人による卒業祝賀会に参加。ここで感染が拡大した可能性があり、これまでに他の11人の感染が判明した。
愛媛の学生は翌22日にも、一緒に旅行した学生(石川県で感染判明)とともに十数人規模のサークルの懇親会に出席した。懇親会でもさらに1人の陽性反応が確認されている。
30日には、岡山県でも学生1人の感染が判明。サークルの懇親会に出たという情報もあるという。
この日はさらに、学生の感染者と接触した京都府井手町の男性職員3人(20〜30歳代)の感染もわかった。
ゼミ祝賀会に参加した学生を交えて、23日に約20人規模の交流会を開いていた。
京産大は1月から学生に海外への渡航自粛を要請し、ゼミの祝賀会なども、指導教員らを通じて学生に自粛を呼びかけていた。
京産大の担当者は「教員が再三注意喚起をしても、最終は個人の判断。厳しい対応をとるべきだった」とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200331-OYT1T50124/
2020/03/31
京都産業大(京都市北区)の学生の新型コロナウイルス集団感染で、京都府などは30日、新たに20歳代の学生8人と、学生と接触した3人の計11人の感染を確認したと発表した。
感染者は計19人となり、ゼミの祝賀会などでクラスターが発生し、周辺に感染が拡大したとみられる。濃厚接触者は計約50人にのぼり、府などが調査を進めている。
発表によると、20歳代の男子学生4人が今月14日、英国やスペインなど欧州5か国の卒業旅行から帰国。
このうち3人が、帰省先の愛媛県や、石川県と京都市で陽性と判明した。残り1人は陰性だった。
愛媛県の学生は感染判明前の21日、京都市内の飲食店で、ゼミ生有志約30人による卒業祝賀会に参加。ここで感染が拡大した可能性があり、これまでに他の11人の感染が判明した。
愛媛の学生は翌22日にも、一緒に旅行した学生(石川県で感染判明)とともに十数人規模のサークルの懇親会に出席した。懇親会でもさらに1人の陽性反応が確認されている。
30日には、岡山県でも学生1人の感染が判明。サークルの懇親会に出たという情報もあるという。
この日はさらに、学生の感染者と接触した京都府井手町の男性職員3人(20〜30歳代)の感染もわかった。
ゼミ祝賀会に参加した学生を交えて、23日に約20人規模の交流会を開いていた。
京産大は1月から学生に海外への渡航自粛を要請し、ゼミの祝賀会なども、指導教員らを通じて学生に自粛を呼びかけていた。
京産大の担当者は「教員が再三注意喚起をしても、最終は個人の判断。厳しい対応をとるべきだった」とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200331-OYT1T50124/