「感染した責任なんて誰にもない」…中学生320人が「コロナに負けるな」メッセージボード
2020/12/23
岡山県真庭市の市立落合中学校に、医療従事者への感謝や差別の防止など、
新型コロナウイルスに対する生徒320人の思いが書かれたメッセージボードが登場した。
率直な中学生の言葉がつづられており、学校側は「全員の思いを掲示することで、
コロナに対する意識を高めてほしい」と話している。(根本博行)
同市では今月中旬以降、高齢者通所施設でのクラスター(感染集団)の発生もあり、22日現在、感染者が33人に急増している。
学校がある落合地域でも9日、男子児童の感染が明らかになり、同校の三村公一校長が「予防の必要性を再認識し、偏見をなくす気持ちを持ってほしい」と発案。
「コロナに負けるな!プロジェクト」とし、メッセージの作成を企画した。
メッセージは15日、ホームルームの時間に全学年の生徒が、A6判の用紙を使って作成。
早期収束を願う標語のほか、換気や手洗い、うがいの重要性、感染拡大防止などをアピールする言葉が並んだ。
3年の女子は「かからない?どこから来るの その自信」と、感染への無関心層に警鐘を鳴らした。
3年の別の女子は「感染した責任なんて誰にもない」と、誹謗や中傷に苦言を呈し、1年の女子は「『離れてよ』自分が言われてどう思う?」と、何げなく放つ心ない言葉への注意を促した。
「支えてくれるたくさんの人に『ありがとう』」と記した、3年の女子(15)は「早期収束と、医療関係者への感謝を込めました。
最近は家族や友達とどこにも行けず、『早く終わって』と願い考えました」と話していた。
同校では終業式を行う24日まで、校内で掲示する。三村校長は「生徒たちが感謝や助け合いの気持ちを持って『ウィズコロナ』の時代を生きてもらえれば」と話していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201223-OYT1T50126/
2020/12/23
岡山県真庭市の市立落合中学校に、医療従事者への感謝や差別の防止など、
新型コロナウイルスに対する生徒320人の思いが書かれたメッセージボードが登場した。
率直な中学生の言葉がつづられており、学校側は「全員の思いを掲示することで、
コロナに対する意識を高めてほしい」と話している。(根本博行)
同市では今月中旬以降、高齢者通所施設でのクラスター(感染集団)の発生もあり、22日現在、感染者が33人に急増している。
学校がある落合地域でも9日、男子児童の感染が明らかになり、同校の三村公一校長が「予防の必要性を再認識し、偏見をなくす気持ちを持ってほしい」と発案。
「コロナに負けるな!プロジェクト」とし、メッセージの作成を企画した。
メッセージは15日、ホームルームの時間に全学年の生徒が、A6判の用紙を使って作成。
早期収束を願う標語のほか、換気や手洗い、うがいの重要性、感染拡大防止などをアピールする言葉が並んだ。
3年の女子は「かからない?どこから来るの その自信」と、感染への無関心層に警鐘を鳴らした。
3年の別の女子は「感染した責任なんて誰にもない」と、誹謗や中傷に苦言を呈し、1年の女子は「『離れてよ』自分が言われてどう思う?」と、何げなく放つ心ない言葉への注意を促した。
「支えてくれるたくさんの人に『ありがとう』」と記した、3年の女子(15)は「早期収束と、医療関係者への感謝を込めました。
最近は家族や友達とどこにも行けず、『早く終わって』と願い考えました」と話していた。
同校では終業式を行う24日まで、校内で掲示する。三村校長は「生徒たちが感謝や助け合いの気持ちを持って『ウィズコロナ』の時代を生きてもらえれば」と話していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201223-OYT1T50126/