にこ「ちょっと……ぬわぁにすんのよ!」ギロッ
真姫「なによ、にこちゃんがわからず屋だからでしょ!効かないんだからいいじゃない!」
にこ「いくら私が自然系(ロギア)の能力者だからってやっちゃいけないことがあるでしょ!?」
真姫「ふん!お望みとあらば次は覇気を込めてやったげるわよ!」
にこ「こんのぉ〜!」
かすみ「ええ!?にこ先輩って悪魔の実の能力者だったんですかぁ!?」
彼方「殴られたところが煙になってるねぇ。あれは【モクモクの実】、ロギア系だよぉ。珍しいなぁ」
にこ「真姫、わからせてあげないといけないみたいねぇ」モクモクモクモク
真姫「ふん。すぐ暴れたがるお馬鹿な頭は私の【オペオペの実】で捌いて治療してあげるわ」
にこ「あんたが先に手を出したんでしょうが!」
絵里「いい加減にしなさい2人とも!」
ピキピキピキピキカチコーン
にこ「危なっ!」
真姫「なにすんのよエリー!」
絵里「他校の皆が来てるのに暴れないで。まだやると言うなら……」キッ
にこ「ちっ、わかったわよ」
かすみ「何ですかこれ、この床、絵里先輩が凍らせたんですか!?」
ダイヤ「あれがエリーチカの【ヒエヒエの実】の能力ですわぁ!なんと美しい!」
侑「また……凄い!めったにいない悪魔の実の能力者の中でも更に希少なロギアが2人もいるなんて!」
しずく「はい、せつ菜さんの【メラメラの実】以外では初めて見ました」
千歌「ええ!虹学にもロギアいるの!?いいな〜」
曜「あはは、うちはみんな超人系(パラミシア)ばかりだもんね」
せつ菜「照れますね!!!」ボォォオオ!!!!
かすみ「あっつ!せつ菜先輩熱いし暑いです!」
ルビィ「あ、でもでも!パラミシアでもおねいちゃの能力は絵里さんに負けないくらい綺麗なんだょ!」
ダイヤ「る、ルビィ」
鞠莉「イエース!硬度10の名に違わぬ【キラキラの実】のダイヤモンド人間。とってもビューティフォーなんだから」
愛「へぇ、見てみたいな。見せて見せて!」
ダイヤ「誰が硬度10ですか……こういうのは見せびらかすものではありませんので」
絵里「あら、私も見てみたかったけど残念ね」
ダイヤ「ピギッ!……わ、わかりました。ではちょっとだけ」
パキーン
>鞠莉「イエース!硬度10の名に違わぬ【キラキラの実】
キラキラ✨はお前ちゃうんかい
穂乃果「わわっ!なにこれぇ」
海未「これは凄い……ダイヤ自身の美しさもそうですが」
ことり「うん、部室まで宝石に……綺麗……」
ルビィ「えへへ、すごいでしょ」
にこ「あんた、悪魔の実の『覚醒者』だったのね」
ダイヤ「はい、未熟ながら……」
かすみ「こ、これ、ダイヤさん大金持ち確定なんじゃ……」
穂乃果「ダイヤさん、ずっと好きでした」
凛「凛は更に好きにゃ」
希「うちは前世から好きやん」
ダイヤ「えぇ!?」
海未「おやめなさい、恥ずかしい!」
希「なんでやん、うちと結婚したらエリチもついてくるよ。ロギアが2人、黒澤家に逆らう人はおらんね」
凛「凛と結婚しても絵里ちゃんつけるよ。凛と絵里ちゃんでもロギア2人にゃ」
絵里「勝手におまけにしないで」
穂乃果「穂乃果だって絵里ちゃんつけるもん。やっぱりロギアが2人だよ!」
凛「なんで嘘つくにゃ!」
希「【モチモチの実】はロギアぶったところでパラミシアやろ!」
穂乃果「いいじゃんケチ!穂乃果もロギアの仲間に入れてよ!」
にこ「どぅあめどぅあめぇ!モチモチなんてダサい能力が混じったらロギアブランドが落ちるのよ!」
穂乃果「モクモクだってだいぶアレじゃん!」
にこ「はぁ!?」
千歌「穂乃果ちゃんの【モチモチの実】!」
せつ菜「おそらくA-RISEのツバサさんの【ピカピカの実】と並んで有名な能力ですね!」
ルビィ「和菓子の娘らしい能力だょね!しかもおねいちゃと同じ覚醒者」
善子「くっ、覚醒者……カッコいい」
愛「ってか、希と凛ちゃんもロギアなの?」
かすみ「μ'sって一体何人ロギアがいるんですか?」
希「にこっち、えりち、うちの【ヤミヤミの実】と凛ちゃんの【ゴロゴロの実】の4人だけやで」
愛「うわ……ふっつーにヤバい能力でてきたよ」
凛「ニヤハハハハ」ゴロゴロゴロ
希「まぁ、でも結局ものを言うのは悪魔の実じゃないからな」
かすみ「いや、ロギアの人に言われても嫌みにしか聞こえませんよぅ」
希「ほんまやって。実際リリホワで本気でケンカしても毎回無能力者の海未ちゃんにボコられるんやから」
かすみ「でもそれはお互い能力を使わないからですよね」
凛「凛も希ちゃんも能力、覇気、フル使用にゃ」
かすみ「え」
希「完全にバケモンやからな、うちの園田は」
穂乃果「うんうん」
海未「凛……希……穂乃果ァ!!」
のぞほのりん「ひえっ……」
善子「……」
花丸「どうしたずら、善子ちゃん」
善子「なんでもないわよ。あと、ヨハネ」
花丸「どうせμ'sの皆と自分の能力を比べて勝手に落ち込んでたずら」
善子「う、うっさい!」
かすみ「あれ、ヨハ子も能力者なの?何の実?」
善子「ふっ……言葉にするも恐れ多い、闇の深淵の……」
花丸「【ホロホロの実】のゴースト人間ずら」
善子「勝手に言うな!」
璃奈「ゴースト人間、かっこいい…」
かすみ「おおぅ、ヨハ子らしい響きだけど【ホロホロの実】って何が出来るの?」
ルビィ「ゴーストを何体も生み出して操れるんだよ!それで偵察したり、破裂させて攻撃したり、相手を通り抜けさせて気力を奪ったりできるの!」
ルビィ「かっこいいんだよ!」
しずく「え、すごいじゃないですか」
善子「え、そ、そう?」
花丸「調子いいずらねぇ」
ルビィ「花丸ちゃんも【ブクブクの実】っていって本に色んなものを時を止めてしまったりできる凄い能力をもってるんだよ」
花丸「ずら〜。ルビィちゃんの【イヌイヌの実】(モデル マルチーズ)も可愛いずらよ」
かすみ「ふ、ふふん!ルビ子たちもなかなかやりますねぇ」
かすみ「でもやっぱり、かすみんの【メロメロの実】の能力がいっちばんすごくて可愛いですけどねっ」
花丸「メロメロの実……たしか魅了した相手を石化できる能力ずらね」
ルビィ「スクールアイドルらしい能力だね!」
かすみん「そうでしょう!そうでしょう!」
善子「いや、ファンを石にしてどうすんのよ……」
璃奈「大丈夫、今のかすみちゃんでは女の手も握ったことのない童貞くらいしか石にできない りなちゃんボード〔ダメダメ〕」
かすみ「そんなことないもん!」
花丸「璃奈ちゃんとしずくちゃんは何か能力もってるずら?」
璃奈「私は無能力者」
善子「まぁ、そうホイホイ持ってるわけないわよね。回りが異常なだけで」
かすみ「まぁりな子の場合は発明能力が悪魔の実並みにすごいしね」
璃奈「ありがとう。でも実は食べてないだけで家に悪魔の実はある」
しずく「え、そうなんだ。何の実?」
璃奈「【ホビホビの実】っていうオモチャ人間になる悪魔の実」
璃奈「食べた瞬間に体の成長が止まるからとっておいている。将来愛さんみたいなナイスバディになったところで食べるつもり」
かすみ「あ、うん。がんばれ?」
ルビィ「永遠の若さが手に入る実かぁ」
花丸「能力が手に入らなくても欲しがる人多そうずらねぇ」
かすみ「た、たしかに食べたいかも」
善子「いや、私たち能力者が食べたら危ないわよ」
ルビィ「うゅ、二個以上食べたらどうなるんだっけ?」
花丸「体内で悪魔同士が喧嘩して死ぬとか、体が木っ端微塵に破裂るとか言われてるかな」
かすみ「ひえっ、かすみん怖くて怖くて、また漏らしちゃいそうですぅ」
ルビィ「ピギッ、ま、また?」
善子「ちょっとあんた、何いいだすのよ」
花丸「恥を知るずら、恥を」
かすみ「だってぇ…」
かすみ「ちょーっと待って下さい!それ、かすみんじゃありませんから!」
ルビィ「ありぇ?かすみちゃんが」
花丸「ふたりずら?」
かすみ「しず子、やめてよぅ!」
かすみ?「あはは」
カシャッ
しずく「ごめんごめん」
璃奈「しずくちゃんの【マネマネの実】の能力」
善子「うわ、こんなに瓜二つになるのね」
花丸「さすが、殺傷能力がないのに最も危険な悪魔の実の一つと言われるだけあるずら」
かすみ「もう、しず子の馬鹿馬鹿!」
しずく「ごめんごめん、口でただ能力を言うだけじゃ味気ないと思って」
しずく「また今度先輩に化けてあげるからさ」
善子「うわぁ……」
花丸「インモラルずら〜」
かすみ「だ か ら〜!」
ルビィ「ね、ねぇ、しずくちゃん、今度おねいちゃに化けてみてもらえないかな」
しずく「ダイヤさんですか?」
ルビィ「う、うん」
カシャッ
ダイヤ(しずく)「一体わたくしになにをさせようといいますの?まさか破廉恥なことを……」
ルビィ「ピギッ、ち、ちがうの。おねいちゃと久しぶりにゆっくり過ごしたいんだけど、おねいちゃは忙しいからワガママ言えなくて……」
ダイヤ(しずく)「本当にそれだけですの?かすみさんみたいに抱き締めてとか、おでこに口付けてとか言いませんの?」
かすみ「し ず 子」
ルビィ「ピギぃ!かすみちゃん、おねいちゃに何てことさせてるの!」
かすみ「うぇぇ、ダイヤ先輩じゃなくて先輩に、じゃなくてぇ……もう!」
ダイヤ(しずく)「ふふっ、冗談ですわ。でもそのお願いは聞けませんわね」
ルビィ「え、だめ?」
ダイヤ(しずく)「ええ、そちらの方に嫉妬されたくないので」
ルビィ「え?」クルリ
ルビィ「……誰もいないよ?」
「ルビィ、下ですわ」
ルビィ「わっ、ちっちゃいおねいちゃんだ」
ダイヤ(10)「まったく、ルビィはいつまでも子どもですわね」
善子「今のダイヤには言われたくないでしょ」
ルビィ「その姿はどうしたの?」
ダイヤ「皆で愛さんの【トシトシの実】の能力で若返って遊んでいるのです」
ダイヤ「誰の子供時代が一番可愛いらしいかという話になって、愛さんとしては鞠莉さんと希さんを気に入ったそうですが」クスッ
ルビィ「ルビィはおねいちゃが一番可愛いと思う!」
ダイヤ「いいえ、貴女には敵いませんわ」
ルビィ「そんなことなぃもん」
ロリダイヤ「いいえ、そんなことあるのです。だから、そんな可愛い妹のワガママくらい聞かせてちょうだい」
ルビィ「おねいちゃあ……!」
花丸「うぅ、いい話ずらねぇ」
善子「絵面はシュールだけどね。虹学勢はどこいったの」
花丸「さあ?愛さんを止めるとか、鞠莉さんと希さんが危ないとか言いながら去っていったずらよ」
「ご、誤解だってりなりー!」
凛「せつ菜ちゃん、火力ちょっと強すぎるにゃ!」
穂乃果「お餅焦げちゃうよっ」
せつ菜「むむっ、繊細なコントロールは中々難しいですね」
希「えりちの氷で微調整できんかな」
絵里「そもそも部室で餅を焼かないで。希、あなた生徒会副会長でしょう」
せつ菜「うっ、すみません」ショボン
絵里「あ、いや、貴女に言ったわけじゃないのよ?」
凛「大丈夫にゃ!せつ菜ちゃんはもう生徒会長でもなんでもないんだから!」
せつ菜「あ”あ”あ”あ”」ゴオオオ
穂乃果「わっ、何かちっちゃい太陽みたいの作りだしたよ!希ちゃん、ヤミヤミで無効化して!」
せつ菜「うおー!!今の私と希さん、エースと黒ひげの戦いみたいじゃありませんでしたか!?」
希「そうかな?そうかも……ケポッ」
凛「黒焦げに燃やした相手を前によく言えるよね。怖ぇにゃ」
絵里「でも相手に怪我させず取り押さえたのは偉いわよ、希」
穂乃果「うんうん、さすが希ちゃんだね……ことりちゃーん、お願ーい!」
ことり「はーい」
不死(・8・)「チュンチュン!」
不死(・8・)「じゃあ治しまーす」
ルビィ「わぁ!ルビィと同じ動物系(ゾオン)の幻獣種【トリトリの実】モデル不死鳥だ!」
花丸「嬉しそうずら」
ダイヤ「幻獣種はゾオンながらロギアより希少と言われる動物系の花形ですからね」
千歌「うんうん、幻獣種と古代種はゾオンの憧れだよね!ねっ!」
善子「うわ、なんか来たわよ」
ルビィ「うゅ、古代種はべつに……」
千歌「なんでぇ!?」
梨子「もう、千歌ちゃんがしつこく自慢するからでしょう」
曜「あはは、仕方ないよ。ずっと悪魔の実が食べたい食べたいっていってきて、最近やっと食べられたんだもんね」
エマ「あ、知ってるよ。スクールアイドル誌で特集組まれてたよね。あのaqoursのリーダーがついに悪魔の実の能力者に!って」
果南「ああ、あの千歌が満面のドヤ顔を全国に晒したやつね」
ダイヤ「内浦の恥ですわ」
千歌「ひどい!」
エマ「あはは、でも古代種って珍しいね。良かったら見せてほしいな」
千歌「えー、見たい?どうしよっかなー」
エマ「お願い!」
果南「そこでお願いできるなんて、すごいよエマ。私いまイラッときてぶちそうになったもん」
ダイヤ「わたくしもですわ」
花丸「ずら」コクン
千歌「もー!もー!見せればいいんでしょ」
千歌「これが動物系古代種【リュウリュウの実】の……」
怪獣千歌「恐竜人間なのだー!」がおー
エマ「わっ、すごい!おっきい!」
千歌「へへーん!がおー!」
侑「わぁ、カッコいいなぁ……これ、モデルはなんて恐竜なの?」
千歌「えっと、わかんない」
侑「え?」
曜「色々調べたんだけど、何の恐竜かわからなかったんだよ」
果南「モデル 普通怪獣でいいでしょ」
ダイヤ「普通怪獣ですわね」
花丸「ずら」コクン
千歌「なげやり!」
果南「おーい」
曜「海未ちゃーん」
海未「果南、曜、どうしましたか」
果南「いやー、ちょっと肩身がせまくって仲間同士集まっとこうかなって」
曜「海未ちゃんも非能力者なんでしょ」
海未「と、いうことは……2人も?」
果南「うん、能力者じゃないよ」
曜「あはは、私たちは海に入れないくらいなら能力なんていらないからね」
果南「うん、というか私の場合家業のダイビングが出来なくなっちゃうしね」
海未「くすっ、確かに……内浦のあの綺麗な海を泳げなくなるのは惜しいですね」
果南「お、海未ちゃん分かってるねー」
曜「私、一度【スイスイの実】っていう地面や壁に潜って泳げるようになる実を食べる機会があったんだけど食べるのやめたんだ」
曜「やっぱり青い海に飛び込む爽快感は捨てられないよ」
果南「魚人になる実があれば食べてもいいけどね」
海未「ふふ、まぁ悪魔の実の能力はなくとも日常生活は困りませんしね」
海未「非常時でも、貴女たちくらい覇気を使えればなんの問題もないでしょう」
曜「あ、わかるんだ?」
海未「私も非能力者として覇気の鍛練は人一倍努力しているつもりですから」
果南「へー、見聞色って奴?そんなこともわかるんだ」
曜「便利だからもっと鍛えたほうがいいっていつも言ってるじゃん」
海未「まぁ、そのずば抜けた武装色の覇気があれば能力者にも簡単に遅れはとらないのかもしれませんが」
曜「恐竜になった千歌ちゃんと取っ組み合いして瞬殺してたもんね」
果南「えへへ」
海未「え、それは、なんともはや……」
曜「それに比べると私はまだまだ修行が足りてないな〜」
曜「武装色も見聞色もそれなりに使えるから安心してたけど、海未ちゃんには両方負けてるっぽいし……自信なくすよ」
海未「曜……」
穂乃果「わっ、すっごーい!恐竜さんだー!」ダキッ
曜「」ピクッ
恐竜千歌「わっ、穂乃果ちゃん」
穂乃果「すごーい!おおきーい!かっこいー!」
恐竜千歌「そ、そうなのだ?////」
穂乃果「うん!穂乃果、恐竜大好き!結婚したいくらい!」
恐竜千歌「ふぇ////ほ、穂乃果ちゃん!ちちち、千歌でよければ」
ゴオッ!
千歌「うへっ」ドサッ
穂乃果「わわっ、千歌ちゃん大丈夫?」
千歌「だ、大丈夫……うーん、ちょっと立ちくらみしたのだ」
ルビィ「キュウ」ドサッ
ダイヤ「ルビィ!誰ですのこんな人混みで覇王色の覇気なんて」
曜「あはは、未熟だから覇気が暴走しちゃった」
海未「なんと、覇王色とは…!」
果南「もう、また無自覚な自虐風天才自慢して……友だちなくすよ?」
曜「ようそろ!?そんなつもりじゃないってば〜!」
にこ「かすみ、あんた【メロメロの実】の能力者なんですって?」
かすみ「あ、にこ先輩。そうですよ?可愛いかすみんにぴったりの能力でしょ?」
にこ「ぐぬぬ、ずっと探してた能力……なんであんたなんかにぃ……」
果林「ああ、凄い能力を持ってても欲しい能力ってわけじゃない。能力者あるあるよね」
かすみ「えー?にこ先輩、メロメロの実を食べたかすみんが羨ましいんですかー?」
かすみ「でもメロメロの実がかすみんを選らんだんだから仕方ないじゃないですかー」
かすみ「にこ先輩も似合ってますよ?何でしたっけ……あ、モクモクだ(笑)」
にこ「あんたねぇ……」ピクピク
にこ「私のモクモクはロギアで、あんたのメロメロはパラミシアよ」
にこ「私が上で、あんたは下!おわかり?」
かすみ「なっ!ロギアが上とか下とか誰が決めたんですかー!」
にこ「最初からそう決まってんのよ!自然の摂理よ、自然の摂理!」
果林「2人とも落ち着いてちょうだい」
果林「私の地味な能力からすれば2人とも羨ましいくらいだわ」
にこ「あんたも能力者なのね、何の実なの?」
果林「私は【スベスベの実】のスベスベ人間よ」
果林「煙も操れないし人を魅了することもできない。言ってしまえば肌がスベスベになるだけの能力ね」
かすみ「確かに、それならわざわざ悪魔の実を食べなくてもいいですね。かすみんは元々お肌すべすべだし」
にこ「ああ、いわゆるハズレ能力って奴?でも美肌になるだけ【サビサビの実】とかよりマシかしら」
果林「ええ。あ、でもまったくスキンケアしなくても肌が常に最高の状態になるのは楽でありがたいわね」
にこ「え」
果林「あと、いくら暴飲暴食して間食をたくさんしても一切太らないし肌荒れもしないのも嬉しいかもね」
かすみ「なにそれ羨ましい!メロメロより全然いいじゃないですか!かすみんべつにファン石にしたくないですし!」
ことり「うーん、この辺だと思うんだけどなぁ」
歩夢「ことりちゃん、私に任せて」
歩夢「私のこの【ヘビヘビの実】の古代種 (モデル ティタノボア)の力があれば…」ズズズ
大蛇ポム「例え姿を消してもピット器官で体温を検出できる……!」
大蛇ポム「そこだよ、ことりちゃん!」
不死(・8・)「チュンチューン!鳳凰印!」ケリッ
ドゴォッ
梨子「きゃあ!……危ないじゃない、殺す気!?」
不死(・8・)「……」
大蛇ポム「……」チロチロ
梨子「ま、待って……話し合いましょう?ね?」
大蛇ポム「シューシュルルルル」グルグル
梨子「むぎゅぅ、動けない……」
ことり「やっと会えたねぇ、梨子ちゃん」ホオナデ
梨子「あ、あはは、久しぶりね?」
ことり「三人で集まるのはいつ以来かなぁ」
ことり「あ、梨子ちゃんが私達から【スケスケの実】を奪って姿をくらました時以来だぁ」
大蛇ポム「しゃー!」
梨子「ひぃいいい!」
ことり「悪魔の実図鑑で見つけて以来ずっと憧れていたスケスケの実」
ことり「おんなじ気持ちの三人がいつしか集まってあの手この手をついやしたよねぇ」
ことり「最後に食べられるのは一人だけど、正々堂々勝負して恨みっこなしで食べる人を決めようっていったよねぇ」
不死(・8・)「なのに梨子ちゃんはこっそり齧って逃げた!」
不死(・8・)「私のハノケチャとの未来を!ンミチャーとのむふふを!」
大蛇ポム「あの子との幸せなあれこれを!」
ギリギリギリ
梨子「むぎゅぎゅ、それスケスケの実でどうこうなるものじゃないじゃない!」
梨子「不純、不純だわ!」
大蛇ポム「じゃあ梨子ちゃんはその能力で今まで何をしてきたのかな?」
不死(・8・)「aqoursの子達、可愛い子が揃ってるチュンなぁ……」
梨子「……………は、はて?(目をそらす)」
ことり「歩夢ちゃん、砕いちゃって」
大蛇ポム「うん」
梨子「たすけてー!!」
栞子「やめてください!」
栞子「一体どうしたというんですか歩夢さん!」
歩夢「なんでもないの、ちょっと背骨を粉々に砕くだけだから」
梨子「ひっ!」
栞子「死んじゃいますよ!」
ことり「でもね、栞子ちゃん。梨子ちゃんが悪いんだよ」
ことり「三人で手にいれた悪魔の実をかってに食べちゃうんだもん」
栞子「そうなのですか……でも傷つけるのはやりすぎです。離してあげてください」
歩夢「……わかったよ」シュルリ
ことり「ちぇっ」
梨子「た、助かったよ栞子ちゃん」
栞子「梨子さんは反省してください。貴重な悪魔の実を勝手に食べては、怒りを買うのは当然です」
梨子「はい……」
栞子「お二人も怒りをおさめてはいただけませんか?結果的にはゾオンの幻獣種と古代種という希少な能力を手にいれたのですから」
ことり「でもね栞子ちゃん、私たちにとってスケスケの実の能力は特別なんだよ」
歩夢「そうだよ。それに比べれば古代種なんて……」
栞子「……そんなこと言わないであげてください。私の能力も望んだものではありませんでした」
栞子「でもそんな能力も含めて自分を認められるようになりたいと思えたのは歩夢さんや同好会のみんなのおかげなんですから」
歩夢「栞子ちゃん……」
ことり「あーあ、これはしょうがないねぇ」
歩夢「……梨子ちゃんは栞子ちゃんに感謝してね」
梨子「許してくれるの?」
ことぽむ「…………………………………うん」
梨子「ねぇ、本当に!?信用していいのよね!?」
ことり「うるさいなぁ。うん、スケスケの実は本当は一番ほしかった能力じゃなかったしねぇ」
歩夢「あ、ことりちゃんも?私もあの能力を獲られてたら絶対許せなかったかも」
梨子「ああ、私も本当はあれを食べたかったのよね」
ことぽむ「は?」
梨子「冗談です……」
歩夢「栞子ちゃんもごめんね。ありがとう」
栞子「いいえ、私のほうこそ話を聞いていただいてありがとうございました」
歩夢「ううん、私も自分のこの能力を大事にして頑張っていくよ」
ことり「ことりも!」
ことり「ところで栞子ちゃんの能力って何の実なの?最初は望んでなかったっていってたけど」
栞子「ああ、【ギロギロの実】という千里眼のような能力の実ですよ」
ことり「え」
栞子「人の心を読んだり遠くの物を見通したり、物を透過して見通したりといった能力ですね」
歩夢「え」
栞子「幼いころは使いこなせず嫌な思いもしましたが、これからはこの力で社会貢献を……どうかしましたか?」クルッ
(・8・)@cメ* _ � メノ^ノ。^リ
栞子「ヒッ」
文字化けしてる…
自分用
★μ's
花陽 ???
凛 ゴロゴロの実
真姫 オペオペの実
穂乃果 モチモチの実
ことり トリトリの実(モデル:不死鳥)
海未 能力なし
にこ モクモクの実
希 ヤミヤミの実
絵里 ヒエヒエの実
★aqours
ルビィ イヌイヌの実(モデル:マルチーズ)
花丸 ブクブクの実
善子 ホロホロの実
千歌 リュウリュウの実(モデル:?)
梨子 スケスケの実
曜 能力なし
ダイヤ キラキラの実
果南 能力なし
鞠莉 ???
★虹学
璃奈 能力なし
しずく マネマネの実
かすみ メロメロの実
栞子 ギロギロの実
歩夢 ヘビヘビの実(モデル:ティタノボア)
愛 トシトシの実
せつ菜 メラメラの実
彼方 ???
果林 スベスベの実
エマ ???
ゾオン系古代種とか幻獣種とかめちゃくちゃワクワクするよな
原作はもう佳境だけどライオンとかティラノトリケラといったメジャーどころのモデルはまだ温存されてるよね
ヤマタノオロチとか九尾の狐が有りならイヌイヌの実モデルフェンリルとかヘビヘビの実モデルウロボロスとかもおるんかなぁ
花丸「ぱらぱらー」
花丸「あ、この頁ずらね。よいしょっ(頁に手をつっこむ)」
花丸「よっと、のっぽずらー♪」
花丸「あーん♪」モグッ
穂乃果「(涎だらー)」ジー
花丸「……穂乃果ちゃんも食べるずら?」
穂乃果「いいの!?」
穂乃果「おいしー♪しかも焼きたて?いい香り!」
ことり「パンを頬張る穂乃果ちゃんも可愛い♪」
花丸「のっぽパンの工場を見学したときに焼きたてを沢山ブックしてきたずら」
穂乃果「いいなー、ブクブクの実。便利だね」
花丸「まぁ、便利は便利ずら。操った本に乗って空も飛べるし」
穂乃果「えっ!じゃあトリトリの実よりずっといいじゃん!」
ことり「穂乃果ちゃん!?」
めがね花陽「ブクブクの実は汎用性も戦闘力も高い優秀な実ですよ。収納したものを時を止めて保存したり、本の中の世界を操ったりと能力は多岐に渡ります」スチャッ
ことり「本の世界?」
花丸「本の中で、その本の世界観や登場人物を操れるずら」
花丸「前に善子ちゃんとガチケンカした時は『ドグラ・マグラ』の世界に引き込んだら善子ちゃんが発狂しかけてルビィちゃんにしこたま怒られたずらね」
花陽「か、過激だね……」
花丸「でもμ'sのみんなの能力のほうが凄いずら?戦闘機がない時代だったら国でも獲れそうずら」
穂乃果「すごくないよー。別に戦いたくないし」
ことり「ケンカを越えて戦ったら普通につかまっちゃうもんねー」
穂乃果「うん、モチモチなんて遅刻しそうな時にビュンって翔んでいくくらいしか使えないもん」
穂乃果「食べても穂むらの商品のが全然美味しいし」
穂乃果「あとは練習終わりに屋上から飛び降りてさっさと帰れるくらい?」
花丸「た、多分もうちょっとあると思うずら」
穂乃果「凛ちゃんのゴロゴロの実なんかはいいよね」
穂乃果「すっごい力持ちになれるし、携帯の充電も切れたことないんだって!」
花丸「電気を作って売ればお小遣いにも困らなさそうだね」
穂乃果「なにそれズルい……!絶対凛ちゃんに教えちゃだめだよ!」
希「穂乃果ちゃんもお小遣いに困らない方法はあるやん」
穂乃果「え!希ちゃん、教えて!」
希「能力でつくったお餅を『女子高生の身体で作ったお餅』って名前で売れば大金持ちや!」
穂乃果「そんなの買う人いるわけないじゃ」
希「そうかな?」
ことり「なんでことりに聞くのかな?」ピクピク
ルビィ「いた!希さんのあんぽんたん!」
ルビィ「ぴぎぃ〜!」ポカポカ
希「いててて」
花丸「おっとっと。落ち着くずらよ、ルビィちゃん」
ことり「希ちゃん、他所でもなんかしたの?」
花丸「ルビィちゃんの『あんぽんたん』はけっこう怒ってる時にしか出ないずら」
ルビィ「聞いて!希さんったらひどいの!ルビィがおねぃちゃあと仲良くしてたらね!」
希「犬の姿でな、ダイヤちゃんにジャレてたんよね」
ルビィ「そうなの!おねぃちゃが撫でてくれるから嬉しくてペロペロしてたの!そしたら……」
花陽「あ、もしかしてヤミヤミの実の能力で人間に戻された、とか?」
ルビィ「うゅゅ、花陽ちゃあ……」
花陽「あ、当たっちゃった?」
ルビィ「ちょうどおねぃちゃのお顔をペロペロしてたら希さんに急にポンって戻されたの!」
ルビィ「おねぃちゃ、びっくりして固まっちゃったんだよ!ねぇ酷くない!?」
希「大丈夫やん、美人姉妹やから絵面は綺麗やったよ」
ルビィ「ねぇ、なんなのこの人!」
花陽「うーん、ごめんねぇ?」
穂乃果「ねぇ、ゾオンって動物型になったら顔なめても平気なものなの?」
ことり「うーん、それは……」
花丸「そこはつっこまないであげてほしいずら」
花陽「うーん、ルビィちゃんは花陽のファンって言ってくれてるし一肌脱ごうかな」
ルビィ「花陽ちゃん……!」
希「ほう?花陽ちゃんがうちに?……まぁ、久しぶりにそのふんわりボディを堪能するのもええかもね」ワシワシ
花陽「希ちゃんは最近ちょっとやりすぎです!大人しくしてくれないなら海未ちゃんに言い付けます!」
希「な……!そ、それはちょっと卑怯ちゃうかな?」
花陽「今です!【ウォシュウォシュの実】!」
希「あ、しまった……!」
穂乃果「でた!花陽ちゃんの【ウォシュウォシュの実】」
花丸「ウォシュウォシュ……たしか人の心さえ洗えるという超人系の実ずらね!」
ルビィ「うん!洗米技術を追及した結果あの実にたどり着いたって前に雑誌のインタビューでゆってた!」
希「ぐわーーーー!」
穂乃果「く、苦しんでる!」
ことり「きっとそれだけ心に良くないものが溜まってたんだね!」
花丸「エクソシストに祓われてる悪魔憑きみたいな悲鳴だけど、あの人ホントにμ'sの女神様って言われてる東條希さんであってるずら?」
花陽「ふう……やりきりました。清々しい気分です」
ルビィ「花陽ちゃん!ありがとぅ!」
希「う、うぅ……」ムクリ
ルビィ「ぴぎ……!」
希「PV見たら、ちょっとでいいから希のこと考えてみて?そしたら、それで―――
うちのとこにも、そのパワーが送られてくるん❤�サの熱さを感じられたら――
うち、めっちゃ感動。
絶対イっちゃうと思うわ―――❤�v
ルビィ「……」
花丸「……」
穂乃果「……」
ことり「……」
花陽「……」
花陽「よし」
穂乃果「よしじゃないよ!洗いすぎて初期希ちゃんに戻っちゃってるじゃん!」
花陽「初心に戻っただけだよぉ……」目をそらす
花丸「これ、汚れとれてるずらか?」
花陽「仕様だよぉ……」目をそらす
ことり「ま、まぁ、希ちゃんならきっとまた良くないものもすぐ溜まるよ」
花陽「う、うんうん」
穂乃果「うーん……まぁ、それもそっか」
花丸「μ'sまではまだまだ遠いずらね」
ルビィ「しょ、しょだね……」
こう色んな能力が出てくるとモクモクってほんとにね…
結局ワンピース世界の強いやつって大体実関係ない生まれながらのフィジカルや技がメインだしな
にこ「気に食わないわねぇ……」
凛「?」
善子「どうしたの?」
にこ「なーんかちょくちょくモクモクの実が馬鹿にされてる気がすんのよねぇ」
凛「かすみちゃんじゃなくて?」
にこ「あいつもだけど全体的に、こう……にこの能力を下に見てるような」
にこ「いっとくけどロギアよ?モクモクの実は。わかってんの?」
善子「な、なんでヨハネに言うのよ!」
凛「ごめんね、にこちゃんはモクモクの実が自然系という事実に全力で縋って生きてるから」
にこ「あーはいはい、そういうとこよ」
凛「なにが?」
にこ「ちょーっと強い実を食べたからって調子こいちゃうその感じ!いっとくけどねぇ、ほーち国家の日本でいくら強くても意味ないのよ」
にこ「いかに実生活に役立つか!これよ!」
善子「馬鹿にするつもりはないけれど、モクモクの実って普段何の役にたつのかしら」
にこ「ふっ、聞いて驚きなさい。μ'sはにこがいるおかげでねぇ……」
にこ「ライブでスモーク焚きほうだいなのよ!」ドン!
善子「え、うーん」
凛「しょっぺえにゃ」
にこ「わかってないわねぇ、毎回スモーク焚いてたらいくら予算があってもたりないのよ?」
にこ「低予算がデフォのスクールアイドルにとってこれがどれだけの強みか!」
にこ「凛もμ'sの連中ももっとにこに感謝すべきなのよ!」
善子「えっと、毎回スモーク焚く必要ある?」
凛「毎回必要以上に煙たいの、にこちゃんのせいだったんだね」
にこ「はぁん!?」
凛「っていうか、それを言うなら毎回ステージで使う電力は凛が作ってるにゃ?」
にこ「ぐっ、それは……」
凛「学校の講堂でのライブならまだしも、ドームライブの時なんか凛がいなかったら数十万円かかってたってかよちんも誉めてくれたにゃ」
凛「つまり経済効果でも凛のゴロゴロの実が上!」ドン!
にこ「くぅ……!で、でもにこは路上ライブでもスモーク焚けるし」
善子「スモークばっかじゃない!」
にこ「うっさい!とにかくにこは強いだけで実用性もない癖にちやほやされてる実よりは役に立ってるって言ってるの!」
凛「実用性がない実って誰のこといってるにゃ?」
にこ「え、それは……善子!あんたのホロホロの実はどうなのよ!」
善子「わ、私?えっと、ホロウを使ったソロ曲の演出は好評だったわ!」
にこ「……なるほど、考えたわね。確かにあんたのイメージとも合ってて良い演出ができそうね」
善子「え、ありがとう……?」
凛「認めちゃってるにゃ」
実際覇気が出てきてただのモクモクしてるやつになっちゃったよな
にこ「ハッ!……ライブの演出ぅ?どぅめどぅめぇ!そんなの一文の足しにもならないわ!」
善子「言ってること違うじゃない!大体aqoursはそんな風に節約する必要ないのよ!」
にこ「はぁ?なんでよ」
鞠莉「HEY!善子、大声だしてどうしたの?」
善子「あ、鞠莉……にこがヨハネの能力には経済効果がないからダメっていうのよ」
鞠莉「オウ?にこ……あんまりうちの可愛い堕天使をいじめないでちょうだい」
にこ「あ、はっはーん。善子……さてはあんたたち、鞠莉の財布にたかってるわね!恥を知りなさい!」
凛「にこちゃんやめてくれにゃ。その技は凛たちにも効く」
真姫「……ムー」ジトッ
凛「ほら、真姫ちゃんがすっごい睨んでるよ」
にこ「に、にこはスモーク代でちゃんと返してるから(震え声)」
善子「どこまでスモークにすがるのよ……」
鞠莉「というか、そもそも私の家はaqoursの活動に基本的にお金は出さないわよ」
凛「え、そうなの?」
鞠莉「ええ、必要もないもの」
鞠莉「私のこの……」
ぶわぁ……!
にこりん「うおぉ!?」
鞠莉「【ゴルゴルの実】でaqoursはうはうはデース!」
凛「金ピカにゃー!!」
善子「鞠莉、μ'sの部室を勝手に純金製に変えちゃダメじゃない」
善子「でもわかったでしょ?」
善子「【ゴルゴルの実】の黄金人間である鞠莉と【ピカピカの実】の宝石人間であるダイヤ」
善子「aqoursは多分、世界一資金潤沢なスクールアイドルなのよ」
凛「なんかさ。スモークとか電気代とか言ってる凛たちってなんなのかな」
凛「ねぇ、にこちゃん……にこちゃん?なにやってるにゃ!やめるにゃ!」
にこ「いやよ!結婚してくれるまで離れないわ!!」
鞠莉「ちょっと!煙に覇気混ぜこんでまとわりつかないで!」
凛「やめるにゃ!凛をこれ以上みじめにさせないでよ!」
真姫「はぁ……“シャンブルズ”」
ドン!
にこ「ぐえっ」
凛「う……!」
凛「ぬわぁにするのよ!……あれ?」
真姫「【オペオペの実】の能力で凛とにこちゃんの人格を入れ替えたわ」
にこ「り、凛の胸がぺったんこにゃー!」
凛「こっちの身体もそうでしょうが!」
鞠莉「オウ……助かったわ、真姫」
真姫「いいのよ。うちの馬鹿2人がごめんなさいね」
鞠莉「ふふ、でもそんなお馬鹿さんたちも好きなんでしょう?」
真姫「し、知らない!////」
にこ「うわぁ……にこちゃん、これホントにモクモクしてるだけにゃ」モクモクモク
善子「ちょっ、凛……そんなこと言ったら……」
凛「カッチーン!……“万雷”(マララガン)!」
ゴロゴロ ドカーン!
海未「きゃっ!……凛、何を考えてるのですか!こっちに来なさい!!」
にこ「ちょ、海未ちゃんガチギレにゃ!……にこちゃん何してんのさ!?」
凛「へっへーん!今よ真姫ちゃん!元に戻して!」
真姫「知 ら な い!!」ドン!
鞠莉「あはは、μ'sっておもしろ!」
「万雷」ゴロゴロ ドカーン!
「凛!!」
愛「ひゃっ」ギュッ
絵里「あら、大丈夫?」
愛「あはは、アイムオッケー。愛だけに……」
エマ「愛ちゃんは雷が苦手なんだよね」
絵里「そうなの。ごめんなさいね、うちのお馬鹿たちが」
愛「いやーお恥ずかしい。その点カナちゃんは流石だよ」
絵里「ほんと、よくこの騒音のなかで眠れるわね」
彼方「zzzZ.」
エマ「彼方ちゃんは【ナギナギの実】の消音人間だからね」
エマ「この轟音も全然聴こえてないと思うよ」
絵里「へぇ、そんなの能力の悪魔の実もあるのね」
愛「弱いとか言われるけどめちゃくちゃ便利な能力だよね」
愛「勉強に集中できるし、よく眠れるし、ライブで音響微妙で自分の声が聴こえないとかもないんだって」
絵里「ハラショー!騒音が多い現代では羨ましい能力ね」