競馬の醍醐味の1つと言えば、レース序盤で行われる激しい主導権争いだ。
逃げてこその馬、できれば逃げたい馬、陣営から何が何でもハナに立つように言われている馬......わずか数十秒の間に騎手たちの様々な"思惑"が交差するが、集団の先頭に立って主導権を握れるのは1頭。競馬のレースでハナに立つことは特別な意味を持つだけに、その争いが激化し、お互い自滅覚悟のハイペースになることも珍しくない。
そんな「仁義なき主導権争い」は歴戦の騎手たちにとっては日常茶飯事。だが、述べるまでもなく、競馬界のアイドル藤田菜七子騎手も例外ではないようだ。
先日5日に、新潟競馬場で行われた未勝利戦のことだ。
藤田菜七子騎手が騎乗していたのは、2番人気のバララットゴールド(牡3歳、美浦・黒岩陽一厩舎)。チャンスのある人気馬であることも然ることながら、オーナーは「日本競馬の王様」社台グループの権力者・吉田勝已の妻・吉田和美氏である。過去に2015年の年度代表馬モーリスや、種牡馬入りしたキンシャサノキセキなどを所有した大馬主の人気馬を託されたとあって、菜七子騎手にとっては大きなアピールの機会だった。
しかし、結果は6着惨敗......。スタートからハナを主張したバララットゴールドだったが、内から松田大作騎手のキクノゼファーが譲らず激しい主導権争いに。2頭で後続を大きく引き離す展開で1コーナーを回った。その後、2コーナーを迎えた辺りで結局、引いたのは菜七子騎手。2番手からの競馬となったバララットゴールドだったが、前半の無理が祟って掲示板にも載ることができなかった。
これには藤田菜七子騎手も「苦しい展開にさせてしまい、もったいない競馬となってしまいました」と肩を落とす他なかったようだが......。
「レース直後は、イライラで凄い剣幕だったそうです。周囲もとても声を掛けられるような状態ではなかったとか......。松田騎手もまったく引く気配がなかったですし、藤田騎手もああなるまで譲れなかったということは、おそらく陣営から『逃げ』の指示があったんでしょうね。
周りで見ていた騎手も『あれは菜七子が可哀そう』『先に菜七子が頭くらい出ていたし、普通は松田さんが引く場面ですよ』と藤田騎手を擁護する声も多かったようです。中には『あそこまでいくと、もう嫌がらせじゃないですか?なんか目をつけられているんですかね』と松田騎手との確執を気にする声も......」(競馬記者)
松田騎手といえば、昨年2月に運転免許停止期間中にも関わらず車を運転した上、速度超過で京都府警から摘発され、JRAから約半年間の騎乗停止処分を受けた人物。その後は改心したように競馬に邁進していたようだが、今年ここまでまだ1勝と"騎手生命"の危機に立たされている。そんな"崖っぷち騎手"だからこそ、多少強引になったとしても「任務」を遂行する必要があったということだろうか。
ただ、騎手として大事な時期を迎えているのは藤田菜七子騎手も同様で、今年はここまで6勝と昨年を大きく上回るペースで勝ち星を上げていたが、ここ1カ月は勝ちから見放された状態だった。得意の新潟開催で「何とかしたい」という思いもあったに違いない。
そんな両者の思惑が激突して、主導権争いは激化......結果的に両者玉砕となったが、よりダメージが大きかったのは人気馬に騎乗していた菜七子騎手の方だろう。
続く
以下ソース
http://biz-journal.jp/gj/2018/05/post_6564.html
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