“フェチの大御所”と言っても過言ではない睦月影郎氏が毎回、本当のフェティシズムを熱く語る本コラム。今回は、自身のオナニー哲学を披露していただく。
今年の上半期の、私の射精回数は六十七回だった。月平均十一回とは、ずいぶん減ったものである。まあ六十二歳なのだから、同年代に比べれば少なくないのだろう。
射精は、大きく分けると二種類ある。すなわち、オナニーとセックスである。オナニー全盛期の若い頃は、もちろんいろいろな女性の匂いを思い出して抜いたり、あるいはグラビアを見ても、モデルの匂いを想像して抜いていた。
そして生身の女性とのセックスも、目的は挿入ではなく、彼女の匂いを嗅ぎながら抜くというものであった。つまりオナニーでもセックスでもない、その中間である。要するに彼女に腕枕してもらって、唾液と吐息を与えてもらいながら自分でしごいて射精するというパターンが多く、つまり生身を相手にしたオナニーである。
女体があるのに挿入せず、オナニーに使うというのが、その頃の私は、大変に贅沢で粋な快感だと思っていた。もちろん今はまた違い、普通に挿入して摩擦快感で射精することを悦びとしているから、ずいぶん遠回りして、やっと普通になったのかもしれない。
ただし女上位が多いから、当然ながら唾液は垂らしてもらえるし吐息も嗅がせてもらい、挿入する前には彼女を舐めてイカせたり、バスルームでオシッコをかけたり飲ませてもらうことは言うまでもない。
ところが、私がこうしたことを言うと、今までフェチでもなかったシニア系が急に目覚めることがあるのだ。つまり老いてくると、女性のエキスを吸収したいという、思春期のフェチとはまた違った本能に目覚めるのである。
だから私の最近の読者は若者ではなく、シニア系が主流となり、七十過ぎてオナニーを再開したというお便りも貰った。 嬉しいことであるが、無理して体を壊さないよう切に願う次第である。
以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/2051254/
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/