事件が起きたのは、16日午前5時40分ごろ。大阪府吹田市千里山霧が丘の千里山交番前で、この交番に勤務する府警吹田署地域課の古瀬鈴之佑巡査(26)が包丁で複数箇所を刺され、実弾5発入りの回転式拳銃が奪われた。同巡査は左胸に包丁が刺さった状態で見つかり、傷の1つは肺を貫通し心臓まで達していたという。付近の防犯カメラには交番の周囲を歩き回る飯森容疑者の姿が写っており、府警は画像を公開。同日午後、大阪市内の警察署に飯森容疑者の父親から「防犯カメラの男に息子が似ている」と届け出があった。
また、16日午前5時28分、隣の関大前駅ホームにある公衆電話から空き巣被害があったと110番通報があり、上司2人が先に出動。古瀬巡査が1人で出ようとしたところを飯森容疑者に襲われたとみられる。その後の調べで、空き巣被害は確認されず、府警は同容疑者の虚偽通報とみている。
事件の全容から引っ掛かるのは、「狡猾さと杜撰さ」だ。拳銃を奪い取るまでは実に計画的だが、拳銃を手に入れてからは、扱いが雑。身柄確保時、拳銃は同容疑者が寝ていたベンチの下に置かれていた。社会部記者の話。
「強奪した拳銃には実弾5発が入っていたが、押収後に1発がなくなっていたことがわかった。事件から約30分後、現場近くにある吹田市千里山西の住宅街で、複数の住民が大きな破裂音を聞いており、飯森容疑者が1発発射した可能性もある。ただ、これに伴うけが人がいない。拳銃を手に入れて、自分で撃つことだけが目的だった可能性もある」
飯森容疑者は都内のゴルフ場に清掃員として、昨年11月から勤務していたが、今月11日から体調不良を理由に休んでいた。15日には「体調が良くなってきているので25日くらいから復帰しようと思う」と連絡があったという。
「報道では伏せていますが、飯森容疑者は俗にいう警察用語で『マルセイ』というケースです。ゴルフ場には障害者枠で採用され、統合失調症を患っていた。逮捕後に『(病気が)悪化したからだ』と供述していましたが、それは統合失調症のことを指していると思われます。精神障害2級の手帳を所持していたこともわかりました」(同)
そうした事情があるだけに、一連の報道は若干配慮した形が取られている。テレビ関係者によると「飯森容疑者の父親は関西主要メディアの重役。防犯カメラの画像から息子の仕業と確信し、16日のうちに局には辞表を提出したそうです」という。
飯森容疑者の自宅は品川区にあり、昨晩までは吹田市から都内に極秘移動した可能性もあった。前出社会部記者は「品川駅周辺には私服警官が警戒にあたり、何があってもいいようにマスコミも多数スタンバイしていた」と明かす。
新たな犠牲者が出なかったのは不幸中の幸いだが、動機については依然として不明な部分が多い。当局の調べに、同容疑者は支離滅裂な言動が目立つという。精神的な病を理由にどこまで配慮すればいいのだろうか、今後の展開に注目したい。
以下ソース
https://tocana.jp/2019/06/post_99797_entry.html
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