伊方原発でサイバー攻撃の対応訓練 愛媛
NHK8月28日 18時10分
世界各地で重要インフラなどを狙ったサイバー攻撃が相次ぐ中、原子力施設が狙われたという想定で電力会社と警察が合同で
サイバー攻撃に対応する訓練が、愛媛県伊方町にある伊方原子力発電所で行われました。
(くそ長いので略)
原子力発電所をはじめとする重要インフラ施設は世界各地でサイバー攻撃の対象となり、施設そのものが破壊される被害も起きています。
ことし6月、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所がサイバー攻撃を受け「身代金要求型」と呼ばれるウイルスに感染して
放射線の計測システムなどにトラブルが発生し、手動での計測に切り替える事態となりました。
ウクライナでは、おととしと去年にも電力会社がサイバー攻撃を受けて大規模な停電が起きていて、このうちおととしの攻撃では、
遠隔操作で変電所のブレーカーが切断されたほか非常用電源を作動できなくするなど、復旧を遅らせる攻撃も行われました。
またアメリカでも、ことし6月に複数の原発で制御システムを狙ったサイバー攻撃が行われているとしてFBI=連邦捜査局などが
注意喚起を行ったと現地メディアが報じています。
さらにイランでは、2010年に原子力発電所やウランの濃縮施設がサイバー攻撃を受け、施設のコンピューターが「スタックスネット」
と呼ばれるコンピューターウイルスに感染しました。このうちウランの濃縮施設は外部のインターネットからは隔離されていましたが、
ウイルスが仕込まれた外部メモリーを接続したことで制御システムが感染し、施設そのものが破壊される事態となりました。
(クソ長いので略)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170828/k10011115871000.html