朝晩の冷え込みが厳しくなってきた今日この頃。本格アウターの用意も必要だが、もうひとつ冬のファッションに欠かせないのがブーツではないだろうか。
ブーツを履くと足元にボリュームが出るため、アウターを着用した際に見た目のバランスがよくなるのだ。
もちろん寒さ対策としても効果的。そこで今回は、タイプ別に注目すべきブーツを紹介する。第2回は定番のワークブーツにフォーカスした。
■長年履けるタフさと色あせないデザインが魅力
ブーツの代表格といえば、やはりワークブーツだろう。
ワークブーツとは、その名の通り労働者が作業用に履くブーツのこと。
ソールが分厚く、アッパーがレザー製でくるぶし丈、編み上げでシューレースホールにハトメが付いているものが一般的だ。
悪路をものともしないタフな作りと重厚な見た目は、われわれがブーツに持つイメージそのもの。
現在はファッションとして取り入れられる場合が多く、武骨なデザインのため足元のアクセントに最適。
幅広いコーディネートにフィットし、履くだけで冬のコーディネートが引き締まる。
大手シューズショップのABCマートでは、「ブーツ全体の売り上げは好調に推移しています。
なかでもワークブーツは定番商品を中心に売れている」(エービーシー・マート 営業部 石川貴洋氏)という。
毎年新作も発売されているが、なぜ定番モデルのほうが人気なのだろうか?
「定番といわれるモデルは、各ブランドの持つDNAをまとっている商品が多いからではないでしょうか」(石川氏)
ワークブーツは丈夫なため長く履くことができ、革の経年変化まで楽しめる。長く履くことで自分の足に馴染んでいくため、オンリーワンの
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO09810600S6A121C1000000?channel=DF260120166491