世界中で大人気の海賊漫画『ONE PIECE』(集英社)。作品のタイトルにもなっている「ワンピース」とは、そもそも何を意味する言葉なのだろうか。
作中の「ワンピース」とは、すべての海賊たちが目指しているお宝で、手にした者が“海賊王”になれるという代物。
通称「ひとつなぎの大秘宝」とも呼ばれている。しかし、たびたび作中では目にする言葉だが、実はその正体はまったく明かされていない。
それどころか追いかけている海賊たちでさえ、どんなモノなのか知らないようだ。
かつての海賊王ゴールド・ロジャーは、死の間際にこんなセリフを遺している。「おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやるぜ…
探してみろ この世の全てをそこに置いてきた」。「ワンピース」を発見したと思われる海賊王が、
「おれの財宝」というからには、それが「ワンピース」のことを指していると思って当然。
そして「置いてきた」という言葉から、それが「モノ」ではないかという推察ができる。
しかし、コミックスが85巻まで進んだ現在でも、分かっている情報はそれだけ。この「ワンピース」が、「金銭的価値の高いモノ」なのか、
「とんでもない力を秘めた武器」なのか、「不思議な力を持つアイテム」なのか、まったくハッキリしていない。
そこでファンの間でささやかれているいくつかの説を紹介しよう。
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