寺尾聰 リアル『陸王』…妻と乗り越えた“借金2億円”危機
暗がりに不審な男たちを発見し、表情をこわばらせる“飯山晴之”。逃走しようとするものの、囲まれて……。
11月19日放映の『陸王』第5話ではこんな緊迫シーンも注目を集めた。
特殊素材を開発したものの、会社が倒産してしまい、債権者たちに追われる身になった男・飯山晴之を演じているのが寺尾聰(70)だ。寺尾を知る映画関係者が言う。
「近年では、物腰のやわらかい、ジェントルな役柄も多い寺尾さんですが、『陸王』では金や酒に意地汚い“落ちぶれた元社長”になりきっていて、
とても印象的でした。寺尾さんもかつては“借金地獄”に苦しんだのですが、もしかしたら実体験を役作りに生かしているのかも……」
寺尾が巨額の借金を抱えていると報じられたのは、'03年3月のことだった。
「最初は都市銀行に借りていたのですが、支払いが滞りがちだったためか、
債権が外資系ファンドに売られてしまったそうです。連帯保証人の夫人の銀行口座も仮差押え処分になってしまい、世間を驚かせました。
総額は2億円と報じられていますが、借金の理由について寺尾も語ろうとはしませんでした。
発覚したときには父・宇野重吉から受け継いだ生家も自宅も売却しており、寺尾一家は賃貸物件で生活していました」
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/13949540/