去年、神戸で開催された巨大クリスマスツリーのイベントをめぐり、総合プロデュースを務めた男性が元長野県知事で作家の田中康夫さんを提訴していたことがわかりました。
訴えを起こしたのは、世界中から植物を集めるプラントハンターの西畠清順さん(37)です。
西畠さんは去年12月、神戸開港150年を記念し、震災犠牲者の鎮魂などのため高さ30メートルを超える大木を富山県氷見市から運び、神戸市でクリスマスツリーとして展示するイベントを開催しました。
これに対し、田中康夫さんは雑誌の記事などで「『鎮魂』『復興』を大義名分に、植物の命をもてあそぶ『商魂』そのもの」などと発言し、イベントを批判する動画なども公開しています。
西畠さんは訴えで、「記事は真実性を欠き、名誉を毀損された」として、慰謝料など110万円の支払いや動画の削除などを求めています。
一方、田中さんはホームページで「受けて立ちます」などとコメントしています。
https://www.mbs.jp/news/sp/kansainews/20180626/GE000000000000023233.shtml