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水筒もエアコンもプール授業の上着も禁止、外遊び強要…熱中症軽視する小学校の過酷な夏ルール
https://www.businessinsider.jp/post-171607
7月17日、愛知県豊田市の公立小学校で1年生の男子児童が亡くなった。
「虫捕り」の校外学習に行った後、熱射病で倒れたのだ。
その後も全国各地で熱中症で病院に搬送される児童・生徒が後を絶たない。
最高気温が40度近くになるという記録的な猛暑というのに、エアコンのない教室も多い。
それだけでなく、登下校中の水筒の使用が禁止されたり、休み時間には外遊びを強要されたりといった、
今となっては“危険”なルールが放置される学校もある。
小学生の子どもを持つ母親たちへの取材で見えてきたのは、サバイバルゲームのような過酷な実態だった。
神奈川県の公立小学校に娘を通わせるAさん(女性)は、水筒に関する決まりに憤っている。
中身は水かお茶しか許されておらず、登下校中は飲むこともできない。
熱中症対策に効果的と言われているスポーツドリンクなどは禁止されているが、その理由は説明されていない。
小学校1年生の娘の通学路は坂道も多く、徒歩で片道約15分かかる。
気温35度を超える日に、重いランドセルを背負いながら歩くのは相当な負担だろう。
「娘はいつも通学中に喉が渇くと言っています。でも、私が『飲んでも良いんだよ』と伝えても、
『先生に言われたことだから』と絶対に飲もうとしないんです。決まりを破ったらいけないと思っているんでしょうね。
学校にルールを変えてもらわないと、親はどうしようもありません」(Aさん)
19〜20日の2日間は「特別」に、登下校中も水筒を使っていいと学校から児童に説明があったそうだ。
愛知県豊田市の男児の死亡を受けての緊急対応だとAさんは見ているが、なぜ「特別」なのか。
子どもが喉が乾いたと感じたら自分の判断で飲んでもいい、となぜルールを変えられないのだろうか。