釧路市内で合宿中の東大アイスホッケー部は8日、練習試合で対戦した市立景雲中アイスホッケー部の26人を対象に、夏休みの宿題を見たり、
受験勉強の相談に乗ったりする勉強会を、合宿所の坂の上会館(浦見1)で初めて開いた。
東大は長年釧路で夏季合宿を実施。一時期は他地域に移ったが、2年前から釧路合宿を復活させた。今年は5〜14日の日程で1〜4年生46人が滞在している。
入学後に競技を始める部員が多い東大にとって、釧路の中高生は「胸を借りるような練習相手」。
リンクから一転、勉強会ではお礼の意味を込めて受験で「滑らないコツ」を丁寧に指導した。
理科を教わった景雲中3年の阿部颯(はやて)主将は「説明が分かりやすかった。高校、大学で競技を続けたいので受験勉強も頑張らないと」。
東大4年の清水洋平主将は「後輩たちにもこういう関係を続けてほしい」と話していた。(小野聡子)
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