海外から多くの留学生を受け入れた結果、所在不明になる学生が相次いだことが報じられた東京福祉大学。
3年間での留学生の受け入れ人数は約1万2000人、そのうち所在不明が約1600人、退学が約700人、
除籍が約180人であるという。所在不明の学生の大半が、定員に上限がない「学部研究生」だった。
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留学生を主に受け入れていた王子キャンパス(東京都北区)では、彼らが使用する教室が足りなくなり、
キャンパス外に新たに教室を設置することとなった。
教室として使われることになった建物の一例が、王子キャンパスから徒歩10分ほどの場所にある雑居ビルだ。
当サイト読者の地元住民は言う、「外国人の若い人たちが建物の階段や踊り場にたくさんいて、ここには一体
何があるんだろうと思っていました」。
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このたび当サイトでは、現地を訪問した。当該の建物が大学の施設の一部であること、もしくはそこが大学の
教室として使用されていることを示すものは、建物の外壁等には一切見当たらなかった。
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2階や3階の入口には、「関係者以外立入禁止」と掲示されている。全ての文字に仮名が振られているのは、
日本語の読み書きが困難な留学生に配慮したものと思われる。
さらに、この建物の近くにある別の雑居ビルも、2階が教室として使われている。建物の1階は銭湯であり、
隣接する教室入口にはやはり「関係者以外立入禁止」という貼り紙があった。
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当サイトでは、東京福祉大学に話を聞いた。担当者によると、王子キャンパス外の雑居ビル等を教室として
使うようになったのは、約3年前からであるという。
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授業の合間の休憩は10〜15分間程度だが、その時間に教室外に出て、階段や踊り場で休憩したり、コンビニを
利用したりする学生たちがいるようだ。昼休みなどの長時間の休憩に利用することのできるスペースも、建物内に
あるという。
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