https://news.livedoor.com/article/detail/18051415/
そんななかニューヨーク市では、病院や市の遺体安置所が収容能力の限界に達する事態となっており、
2001年9月11日の米同時多発テロ以来約19年ぶりに冷蔵設備を備えた仮設遺体安置所を複数の病院前に設置した。
さらには1台で44遺体の保管が可能な冷蔵トラック45台を病院脇に待機させており、3600遺体の一時保管が可能になった。
まさに異常な事態が続いているわけだが、ブルックリンのフォート・グリーンにあるブルックリン病院センター前では先週末、
冷蔵トラックにフォークリフトで袋詰めされた遺体が詰め込まれる様子が市民によって撮影され、SNSで拡散している。
カメラを回している男性は「冗談じゃない。これが現実だ。18輪トラックに遺体を入れてるんだ。み
んな家の中にいてくれよ。この人たちのために祈ってくれ。信じられないよ。
シリアスになってくれ。手の震えが止まらないよ。これが今起こっているんだ。マジなんだよ」と悲痛な叫びをあげるのだった。
同じブルックリンにあるブルックデール病院の関係者は
「うちの病院内の遺体安置所で保管できるのは20遺体だけしかない。だから冷蔵トラックが横づけされている。
通常と違ってこの感染による死が辛いのは、家族が遺体を引き取ることができないということだよ」と語っている。
またマンハッタンの病院に勤める男性看護師(38)は、
病院前に停められた袋が積まれた冷蔵トラックを目の当たりにし「土曜の夜にある女性患者の手を取って最期を看取ったんだ。最期の息をするのをね。
その女性が日曜の朝には冷蔵トラックの中にいる。これが恐ろしい現実なんだ」とメディアに明かした。