
新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領の周辺で、新たな感染者が3日、判明した。
感染防止策を軽視してきたトランプ氏やホワイトハウスへの批判がさらに強まるとみられる。
新たに感染がわかったのは、トランプ氏の助言役として知られるクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事だ。
ツイッターで感染の事実を公表し、「医師と相談した結果、入院することにした」と述べた。
クリスティー氏は9月26日、ホワイトハウスの中庭で開かれた最高裁判事指名発表の記者会見に出席した。出席者約150人は密集して座り、クリスティー氏を含めて大半がマスクを着けていなかった。
握手や抱擁を交わす姿も見られた。ケリーアン・コンウェイ前大統領顧問ら複数の出席者の感染がすでに判明している。
https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident2020/20201004-OYT1T50126/