広島県警は去年、巡回中に13歳未満の女の子の上半身を触ったなどとして逮捕・起訴された尾道警察署の巡査部長を、21日付で懲戒免職としました。
懲戒免職となったのは尾道警察署で勤務をしていた巡査部長小田原弘和被告です。
小田原被告は去年11月、当時交番勤務で被害者宅を訪問。
家に1人でいた女の子に、玄関先で「虫がついている」と言い上半身を触ったとして住居侵入と強制わいせつの疑いで逮捕され、先月、起訴されました。
県警はきょう(21日)付でこの小田原被告を懲戒免職とし、上司3人を本部長注意などの処分としました。
小田原被告は、逮捕当時は容疑を否認していましたが、その後の取り調べで「自分の欲望を抑えられなかった」と供述したということです。
県警は巡回と称して被害者宅に向かい、インターネットに関する防犯指導をして被害者と接近した「計画的な犯行」だったと判断したと説明しています。
県警の引地信郎警務部長は、「警察としてあるまじき行為であり、被害者をはじめ県民の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
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