(台北中央社)英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」(EIU)が発表した2021年の民主主義指数報告で、台湾は前回から3つ順位を上げ、8位となった。アジアで最高位。
世界167の国・地域が対象。「選挙手続きと多元主義」「政府の機能」「政治への参加」「政治文化」「市民の自由」の5つのカテゴリーから評価し、
点数に応じて各国・地域を「完全な民主主義国」「欠陥のある民主主義国」「混合政治体制の国」「独裁政治体制の国」に分類した。同報告書は2006年から発表されている。
台湾の今回の順位は過去最高位。10点満点中、8.99点を獲得し、「完全な民主主義国」に区分された。「完全な民主主義国」に分類されたのは21カ国で、アジア地域では台湾のほか、韓国(16位)、日本(17位)のみ。
台湾は、カテゴリー別では「選挙手続と多元主義」が満点の10点で最も高く、「政治への参加」が7.78点と最も低かった。
上位3位は上から順に、ノルウェー、ニュージーランド、フィンランド。最下位はアフガニスタンで、ミャンマーが166位、北朝鮮が165位。中国は148位だった。
https://japan.focustaiwan.tw/society/202202110005