問われる野党の存在意義 地方の首長選で惨敗続き…維新を喜ばせてばかり
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目も当てられない結果だ。20日投開票の東京・町田市長選の開票作業は深夜に及び、5選を果たした現職の石阪丈一氏(74)は結局5万3323票を得た。問題は野党統一候補の得票の低さだ。立憲、共産、れいわ、社民などが推薦した地域活性化コンサルタントの清原理氏(63)の獲得票数は2万2781。石阪氏の半分に満たない。
立憲の小川淳也政調会長が応援演説で地元入りしたほか、落選中の辻元清美前衆院議員も事務所を激励。野党統一の都知事候補だった宇都宮健児弁護士も推薦人に名を連ねるなど、決して“捨て戦”ではなかった。