木原誠二官房副長官は17日放送のBSテレ東番組で、公明党が物価高騰対策などの財源として、2022年度補正予算案の今国会での編成・成立を求めていることについて、「岸田文雄首相はまず予備費を使いたいと言っている。今回の国会は後ろが切れている。参院選があるので延長がなかなか難しい」と述べ、6月15日が会期末の今国会中に補正成立までこぎ着けるのは日程的に困難との見方を示した。
物価高騰に対応するための「総合緊急対策」に関しては、「そういう国会日程を見ながら、注意しないといけないのは迅速性だ。原油高も物価高もまさに生活に直結していて、現実に起こっている問題なのでスピード感も大切だ」と強調した。番組は14日に収録された。
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