黒澤明さんが
「手塚治虫みたいな天才が漫画に行ったから邦画が衰退した」
みたいなこと言ってたらしいけど本当な気がする
明らかに日本の優秀なクリエイターはみんな漫画業界に入るよな
マンガはマンガ家の著作物ってのが大きいかと映画にしろアニメにしろゲームにしろ著作権が製作者にはないからな
そら映画と違うて資金あんま要らんしな
今や昔で漫画家以外の選択肢が溢れとるが
手塚が絶妙に誰でも描けそうなシンプルな絵でどんなジャンルでも描いてしまうのが悪い
日本漫画がみんな劇画調だったらこんな増えてない
実際、戦前の日本映画はマジで世界トップクラスだったのがいまや…って感じだから映画側から見たらそう思うのも仕方ない
まぁでも漫画だけは圧倒的世界一だろ日本は。
海外でまともな漫画読んだ事あるか?
やはり黒澤ですら手塚は自分の上に立つ存在だと認めてるんだよな
宮崎駿の事は馬鹿にしまくってたのにw
手塚治虫のせいじゃなくて才能あっても下働きはずっと下働きで
会社の上役たちに気に入られたエリートのみがなれる監督と呼ばれる人にアイディアが全部吸い上げられる
映画業界の古臭い慣習のせいだと思うけど
漫画はペンと紙、200円あったら始められるけど、映画はそうは行かないからな。
これはマジで感じる
日本のエンタメ文化は漫画だけ異常に高水準すぎる
で今は?
漫画家もうかんねえから別のことやるわってなってない?
>>15
意外なことにバラエティ番組も根強いファンが多い
つべでJapanese game showで検索したらゴロゴロ引っかかるぞ
あとヘビーリスナー限定だがロックも最先端は日本であるという認識が強くなっている 長谷邦夫が「手塚よォ、あなたはどこまで若いマンガ者を惑わせたら気が済むんだ」って書いてたけどドキッとしたわ
手塚治虫ってどんなに忙しくても「年間300本の映画を見る」ってノルマを自分に課してたらしい
石ノ森章太郎とかみんな手塚の影響で年間何百本って映画競うように見ている
ワイプとかフリップとか外国にはないから新鮮なんだとか
邦画自体がもう、くだらんアイドルやジャニーズのお披露目会みたいになってるのがね
あと事務所が売りたいタレントをごり押しステマするだけ
名作のCUBEのリメイクとか笑ったわw
>>16
むしろ才能があるやつで直に儲かるのって権利的には音楽小説漫画ぐらいじゃね >>13
映画撮れる奴なんてカネとコネだからな
筆一本でのし上がれる漫画界のフロンティアはさぞ魅力的だったろう
そのフロンティアを大きく開拓したのは手塚だろうが映画界の古くささの問題もあったはずだわ じゃあお前が負けないように映像で勝利すればよかったろ
マンガは鉛筆一本で作れるけど映像は500万円のカメラと10万円のフィルムが必要な時点で最初から負けてんだよ
>>26
まず制作に資金が必要だから表現がスポンサーにねじ曲げられるリスクがつきまとう
そして「カネがない奴にも権利はある」ということを社会全体で守ろうとする意識が国民の側に乏しい戦後日本で映画が衰退するのはまぁ振り返ってみれば当然だったというかね >>24
手塚や手塚チルドレンのネタ元の多くは海外の作品だからね
手塚チルドレン達は手塚先生教えを守って海外や国内のいろんな文化に触れようとした 確かに
漫画家ってすげー多いからな
web時代になってますます漫画家が自分の作品を発表しやすい環境が整ったから手塚の時代とは比べものにならんくらい爆発的に増えてる
小説を本業にしてる人はいないって山本弘が言ってたな
最近はなろうとかあるからよけい
小説家に近く印税が貰える脚本家でも割とベテランの人が家賃が払えないサラ金も貸してくれないとか言ってるし ポケモンの人でも最後は野垂れ死にしてるしな
マンガ家もいしかわじゅんが天国か地獄しかないと
小松左京とか筒井康隆とかくらいの世代と才能で
かなりガチで漫画家志望やってたんだからそりゃね
スポーツ界では世界的にはマイナー競技である野球に才能吸われてたよな
戦後の野球の推進はGHQの方針だしこの話とは何の関係もない
野球は選手一人の年棒とサッカーチームの予算がおなじだったりするから…
しかし税金取りすぎなんだよな 生涯の総納税額で年金ランクを決めればいいのに
トキワ荘の存在も大きかっただろ
黒澤明は後進育成したの?
漫画はまあ個人作業だしねえ
映画演劇とかの集団作業は色々大変だ
コケたら多くの人に影響が及ぶし
フィジカルモンスターがみんな野球に行くみたいなのと似てるな
ソロでやれて億かせげるジャパニーズドリームやからなぁ
映画が衰退したのはTVにとって変わられたせいだし
人がいなくなったのは業界が縮小して狭き門になったからでしかない
小説やマンガみたいな創作の源流みたいなところの作家はクリエーターと言えるだろうけど
映画監督なんてそもそもクリエーターを名乗るのもおこがましいのがほとんどじゃん
雇われで命令されて作ってるだけだし
スピルバーグが映画監督になる門はないって言ってたから新規参入出来ないんじゃ衰退するのはしょうがないよな
>>32
それなのに未だに日本に対抗出来そうな漫画が海外から一本も出てこないよなぁ >>48
それは週刊連載の漫画雑誌が有るかどうかと関係してるのではないだろうか
webでもいいんだろうがまだ外国では週刊連載・購読が浸透してないとか >>3
富野「手塚治虫とか映画を知らないアニメの連中と仕事しないといけない自分が情けない」
と言ってた 漫画は一人で完成させる事ができて
クリエイティビティさえ有れば内向的な人間でも可能だから
内向的なタイプが多い日本人に向いてるよな
映画監督なんてクリエイティビティだけじゃなく
中小企業の社長的な能力が無いと無理だしな
音楽も
昔はバンド組めるような元気なタイプじゃないと世に出れなかったけど
DTMで一人でできるようになってからは
クリエイティビティさえ有れば内向的な人間でも可能になったな
>>54
遅れていようが好きな人は無視できないくらいには存在し続けている 売れるのはアニメ映画ばっかりでたまに売れる実写も漫画原作とかそんなのばっかだしな
手塚治虫は「僕の作品を実写にして良いのは黒澤明だけです!」って言ってたよ
片思いだったのか
>>58
両片思いの可能性
黒澤「手塚天才だな…」
手塚「黒澤天才だな…」 YouTubeで黒澤明と宮崎駿が山小屋みたいなところで対談してる動画があったがアニメは良いのか?
優秀な脚本家とか監督がアニメに行くとか思わなかったのだろうか
じゃなくて映画が陰キャでは務まらないブラック体育会系業界だからだろ
漫画はブラック隠キャ業界だったから文化系や隠キャが雪崩れ込んだ
ゴジラの本田監督と黒澤は青春を共にした親友だったらしいな
好きな同僚女性を奪い合ったり黒澤の現場で本田が実質的な演出やったりとか
映画監督って現場でまず出世してからなれるポジションじゃないの?
だから40代50代から監督任せてもらえるイメージ
そういう意味では若いうちから作品作れる漫画業のほうが有利かもね
映画スタッフに無能は存在しないけど監督には無能なのがいるとか
>>24
手塚治虫はアシスタントなどにも定期的に映画代としてお小遣いをあげて勉強として映画を見させていた
漫画だけを参考にするなという事だが、今は漫画を参考にした漫画が多いような気がする >>68
同じメディアを参考にすると発展性がないからね
とはいえ今は漫画のライブラリーも広大になってきてるから
漫画を参考に漫画を描くのはアリな時代になってきた
その場合は過去の作品を参考にした方が発展性があるね 漫画家になるための方法は想像つくけど映画監督はわからん
アンパンマンのパロディーのワンパンマンだけどアンパンマンもワンパンマンだからなー 特に双子の星とだだんだんなんてラスボスクラスの星を破壊しまくり地上ではレギュラーキャラを全員石化させたデビルスターをワンパンで割った
実写という制限から解放されてる上位に言ったという解釈
>>73
漫画やアニメもそうだけど荒唐無稽な事しても違和感がないのがとんでもないアドバンテージだと思う
実写映画だとリアリティを追求しないと見れるものにならないから金がかかって制約が出る 映画界がセクハラパワハラの温床だったから才能のある人が他所に逃げたのかもしれない
>>68
手塚治虫の「当時としてはすごい」漫画の1ページをどっかで見たけど
車のドアップから始まって次第に車が遠ざかっていって遠景で終わる1ページだった
まだ世の中の漫画がのらくろレベルだったなら
映画的なコマの連続はさぞかし驚愕の演出だったのだろうが
今見ると冗長にすぎる1ページだった
それくらい漫画表現が先代のアイデアの上にアイデアを積み重ねて進歩してきたということでもあるが 横山光輝のマーズのコンビニコミック買ったんだけど車で会議に行くだけのシーンに4ベージくらい使ってた
まあたしかに映画監督より漫画家の方が儲かるのを示したのは
おそらく手塚治虫が初
クリエイター志望者が儲かる方に行くのも仕方ない
マンガが本業でアニメは趣味
趣味にお金がかかるのはしょうがない
あ~最初からあれなんだな
今はユーチューバーの時代だから
映像制作能力に全振りに戻ってるやん
>>76
それはリメイクした全集版の新宝島だね。
藤子不二雄のまんが道でまるで映画のようだったと新宝島が神話化されたから、
描き直すときに車の疾走のコマ割りを細かくしてより映画的にした。
オリジナルの新寶島では実際はそんなに細かくコマを割ってない。 これって現地のメディアとかチームのファンからはもう給料泥棒扱いなん?w