社会に出てうまくやっていくには知能、いわゆるIQが鍵を握ると言われ、
知的能力の開発を重視した早期教育が盛んに行われているが、
いくら知的能力が高くても、人間関係がうまくいかなかったり、忍耐力がなかったりして、社会にうまく適応していけない人もいる。
社会に出て活躍しているのは、遺伝的に優秀なIQの高い人かというと、必ずしもそうではない。
IQの高い人が必ずしも成功せず、IQが平均並みの人が大成功するということもある。
非認知能力というのは、自分を動機づける能力、長期的な視野で行動する能力、忍耐強く物事に取り組む能力、
自分を信じる能力、他者を信頼する能力、自分の感情をコントロールする能力などである。
IQというのは遺伝規定性が強い、つまり遺伝によって決定されている部分が大きいため、
教育や本人の努力ではどうにもならない面が強いということが、心理学の研究で示されている。
もちろん知的刺激を与えることでIQの発達を促すことができるが、遺伝による持って生まれた素質は無視できない。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/8ae10d8303ae0b51e6474ebbb94502dc882d95d6