新型コロナウイルスの規制が緩和されたことにより、韓国を訪れる日本人観光客が徐々に増え始めた。
韓国にやってくる日本人の目的は様々で、ただ単に韓国グルメやショッピングを楽しみたいという人もいれば、友人や2年半遠距離だった恋人に会いたいという人もいる。
訪韓する日本人の中には、韓国の皮膚科や整形外科に通うことを目的とする人も少なくない。日本で施術を受けるよりも安価だし、ついでに観光も楽しめるから女性にはもってこいのプランだ。整形後の痛々しい顔で街を歩いても、整形が蔓延している韓国は日本と違って白い目で見る人も少ない。
規制緩和によって日本人の訪韓が増えたことから、ソウル江南区が早々に日本医療観光客の誘致に乗り出した。ただ、この動きに対して、江南区民から「逆差別だ」と反発する声が上がっている。
江南区庁は今年度末まで、日本人患者に人気の高い整形手術、皮膚治療、漢方治療などに最大57%の補助金を与えると発表した。
江南区から発表された広告には、「江南サマービューティーキャンペーン/今年は江南でお得にキレイになろう!」とある。公式インスタグラム(@medicalgangnam_jp)をフォローし、江南メディカルツアーセンターの公式ホームページから診療相談依頼書を作成すれば、専門コーディネーターによる通訳費用が無料になり、施術料金の最大57%が江南区から補助金として受け取れるそうだ。
このキャンペーンに腹を立てたのが江南に居住する韓国人だ。
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