日本の最低賃金は韓国以下、豪州の3分の1 専門家「差は開く一方」
海外の先進国と比べ、日本の最低賃金(時給)の低さが際立ってきた。物価の違いがあることに加え、他国の方が引き上げ率が日本より大きいためだ。円安も進んでいるため、円換算で見ると日本の最低賃金は英独仏といった主要先進国だけでなく、韓国よりも低く、豪州と比べると3分の1以下になっている。
豪州も昨夏に5・2%引き上げられ、29・38豪ドル(約3040円)となっている。
米国は、連邦政府レベルの最低賃金は14・25ドル(約1950円)にとどまる。だが、各州や市などが独自の最低賃金を設定しており、働いている人にとって最も高い水準の最低賃金が適用されるしくみだ。
https://www.asahi.com/articles/ASR6Z6RS8R6YULFA00S.html