
彼女に関する議論の発端は、週刊誌L'Expressが2月末に掲載した「アヤ・ナカムラがオリンピック開会式でエディット・ピアフを歌うだろう」という記事でした。
特に極右の政治家や政治団体、保守ジャーナリストなどが、彼女のオリンピック開会式出演を批判し始めたのです。
「フランス語で歌っていない」
元々ファッション系の勉強をしていたアヤ・ナカムラさんは、歌を本格的に学んだことはなく、2014年にFacebookにアップした自作曲「Karma」をきっかけに人気に火が付いた経歴の持ち主です。以降、次々とヒット曲を出したり、他の歌手と共演。
中でも代表曲の 「Djadja(ジャジャ)」はYouTubeで9.6億回再生され、2021年にはApple Music Awardsでフランスのアーティスト・オブ・ザ・イヤーも受賞するなど、フランス語圏を中心に海外諸国で人気を博しています。
そんな彼女の開会式出演が反対されるポイントは大きく3つあり、
・フランス語で歌っていない
・歌手としての資質に疑問がある
・フランスを代表するにふさわしい歌手ではない
という点です。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/26737934/