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4月に開幕の迫った大阪・関西万博で、奈良県がボランティアの応募の低調ぶりに頭を悩ませている。
のべ450人を募集するが、2月17日時点での応募者は約15人にとどまっているという。
県や市町村などによる実行委の催事「ならWeaving the future」は、4、5、9月に伝統芸能のパフォーマンスや、映画監督の河瀬直美さんが企画するパビリオンとの連携を予定。
ボランティアの活動としては、会場の準備や美化活動、来場者の誘導・案内などを想定している。
5月27~29日はEXPOステージでの大がかりなイベントを予定しており、1日30人以上の人手を必要としているという。
ボランティアの条件は18歳以上であることと、日本語でのコミュニケーションができること、本人確認書類を所有していることなど。
交通費として活動1日につき2千円のクオカードを支給するが、超過分は自己負担となる。休憩中などに他のパビリオンに行くことはできない、と要項で定める。
県は、外国語や手話の対応が可能な人、イベント・接客業での実務経験者、体力に自信がある人の応募を歓迎している。
万博協会のボランティアは約5万5千人の応募があったのに比べると、県の担当者は「思ったより少ない。一緒に盛り上げてほしい」とコメントする。
締め切りは今月28日。書類選考の上、3月上旬に面接を受けて決まる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/23a252c5cd33958c8d8d6b1ae7f6b0f3e495e0aa