
教え子に性行為求めSNS194回、30代の中学教諭を懲戒免職…福岡県教委、以前にも同様行為
2024/03/22 17:53
福岡県教育委員会は21日、SNSで教え子の女子生徒に性行為を求めるなどの不適切な内容のメッセージを194回にわたって送信したとして、筑豊地区の中学校に勤務する男性教諭(30歳代)を懲戒免職処分にした。
発表によると、教諭は昨年6~12月、女子生徒に少なくとも490回にわたってメッセージを送信。うち194回分は、恋愛感情を伝える文章や性行為を示すイラストなどだった。今年2月、県警に県青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検された。県教委の聞き取りに対し、行為を認めた上で「好意があった」などと話しているという。
教諭は、2019年度にも未成年の女性にSNSでわいせつなメッセージを1回送ったとして、厳重注意処分を受けていたといい、県教委は「同様の行為を繰り返していたことは悪質で誠に遺憾」としている。
このほか県教委は、今年1月に佐賀県警に不同意性交容疑で逮捕され、その後起訴された県立高校講師(40)を懲戒免職処分とした。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240322-OYTNT50098/