裁判員制度発足を記念して【裁判クイズ】を立ち上げてみた。
1月5日、午後4時ごろ、路上で苦しむ甲（32）を、警ら中の巡査乙（27）が発見し、更に血塗れで倒れていた丙（24）も発見した。
丙はすでに絶命しており、県警は事件とみて捜査を開始した。
甲の話によれば、路上を歩行中に若い男に襲われ、さらに追ってきた丙と若い男がもみ合っており、丙は男に刃物で刺された。次は自分だと思った甲は男に向かったが再び殴られたとのこと。凶器のナイフは現場に落ちていたが、指紋は検出されなかった。
甲の目撃証言からモンタージュが作成され、浮かび上がったのが近所に住む丁（33）無職だった。
任意の取り調べに応じた丁は最初は事件との関与を否認したが、ついには自分がやったと認めたので逮捕した。のち再び否認に転じた。
丙は近くの時計店の店員で、調べでは20万円相当の腕時計が紛失しており、勤務中に万引きにあい追跡中に事件に遭遇したとみられる。ただし時計はどこからも発見されていない。
本件では物証はほとんどなく、裁判員の適切な判決が望まれる。
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