国際天文学連合は29日、三重県亀山市のアマチュア天文家中村祐二さんが、
ペルセウス座に6・2等の「矮(わい)新星」を発見したと発表した。
矮新星は、超新星や新星とは異なるメカニズムで星が急激に明るくなる現象。
国立天文台は「矮新星が肉眼でも見えるほどの明るさになるのはかなり珍しい。
今後、数週間から数カ月かけて詳しく観測する必要がある」としている。
中村さんは、これまでも新星や彗星(すいせい)を計十数個見つけてきた天文家。
135ミリレンズと専用カメラで29日午後8時すぎに撮影した画像に明るい星が写っているのを見つけ、
国立天文台を通じて国際天文学連合に報告した。中村さんは「明るくてびっくりした。
異常な事態だと思ったので、すぐ報告した」と語った。
画像:ペルセウス座に見つかった矮新星の発見時の画像。画面中央、横線の左の星
=2018年4月29日午後8時22分、三重県亀山市、中村祐二さん撮影
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朝日新聞デジタル
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