ちなみに2018年冬の北陸は異常な大雪・低温だったことなど・・・・。
2018年2月5〜13日
福井市で37年ぶりに積雪147cm、金沢市85cm、松江市49cmなど日本海側を中心に記録的大雪となる。
2000年12月に南砺市福光で132cmの積雪を記録。
2017~2018は平成最後の歴史的大寒冬だったな
平成の大寒波 西日本低温編
20160124 佐賀 -6.6 九州北部の大半で真冬日
20040122 山口 -7.4 中国九州で真冬日続出
20030129 境 -6.3 山陰で日中に-6℃前後
19970122 京都 -5.5 大阪 -3.8 近畿で雪を伴った低温
平成の大寒波 冬型集中豪雪編
20180206 福井 147 金沢 87 大洲 30 平成最強の鍋底寒波で北陸平野部で38タイプ豪雪、低温
20180112 新潟 80 福井 73 7年ぶりの北陸平野部豪雪、低温
20110131 今庄 256 大野 187 23年豪雪のフィナーレを飾る38豪雪型JPCZ
20101231 米子 89 松江 56 鹿児島 25 米子500T-40℃の猛烈トラフでJPCZが大暴れ
20010115 金沢 88 昭和61年以来の大規模鍋底寒波で全国的に大雪低温
19951227 四日市 53 四日市型が異例の48時間継続
北日本は11-12、西日本は17-18が平成最寒の冬
北日本、東日本、西日本、沖縄奄美が全て低い
になったのは2018だけ
全国3ヶ月寒冬は2018だけと言える
1996は北日本が、2012は沖縄奄美が外れている
まあ負偏差が平年値が最も低い時期にやってきたという点でも、2018と2012の2シーズンがレベルの高い寒冬トップ2だろうな
特に2018年1月下旬から2月中頃の約3週間は、
怒涛の寒気の連続で南関東や山陰の平野部で-10℃前後、北陸で1.5m級の豪雪、と完全に昭和厳冬の再現だった
そして2018年夏の気温ジャンプへ
ここから2010年代の冬の寒さに再び戻れるのか?
2018年冬、特に1月下旬は平成としても指折りのかなりの低温だったけど
3月には一気に気温上昇して下旬は広範囲で夏日も出るほど暖かくなり、記録的高温の暖春
近年ではあれが限界なのかね
1984年のように始まりから終わりまで一貫して寒く多雪はもう無理なのかね
もう無理だろうな
これでも月単位の低温すら全く出なくなった夏よりかなりマシなのが冬
2018冬は豪雪レベルの高い福井で寒候年単位歴代9位と昭和厳冬水準の豪雪、首都圏で30cmクラスの大雪のあと冷え込みが続いてアイスバーン地獄、
南低→強烈冬型→移動性Hを繰り返したので積雪地で夜間晴天となり各地の都市部でも数十年ぶりに猛烈に冷え込むなど
美味しい要素がてんこ盛りだった
福井と首都圏の大雪の両立はいつぞやの戦前厳冬以来 最大負偏差が平年値の低い時期にやってくるとどうなるかをよく立証できた冬
海外の話でよければ、ドイツあたりでは、2005年(平成17年)の12月は、12月限定で猛寒波。昔の厳冬が戻ってきたのか、と現地では話題になったらしい。
所詮よその国の話で恐縮だが。
首都圏の冷え込み、旬単位だと
平成以降では2018年1月下旬が頭ひとつ抜けて低い
2001年1月中旬、1996年2月上旬等より格上
さすがに東京地方に低温注意報が1985年以来発表されただけある
1996年4月に化け物寒波が襲ってこなかったっけ?
大阪で雪が降ったような。